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"美乳"を妨げる厄介なモンダイ

デカい、黒い、ブツブツ…… 乳輪の悩みを解消するケア法を教えて!

2010/01/31 17:00
Photo by Frickr by benessere

 バストにコンプレックスを抱いている女性は多いもの。その大きさに悩んでいるのかと思いきや、中でも意外とよく聞くのが、「乳輪」に関する悩み。「乳輪が500円玉よりデカい」「黒ずんでいてみっともない」「なんかブツブツがいっぱいある」など、バストの美観を損なう乳輪について、疎ましく感じている女性は多いようです。

 そもそも乳輪の大きさや色なんて、人それぞれ違うのが当たり前だけど、何らかの原因で変異することもあるんでしょうか? 美容皮膚科「シロノクリニック」横浜院の三宅真紀院長にお話を伺ってみました。

「妊娠などでホルモンバランスに変化が生じることにより、乳輪が肥大化したり、黒ずんだりすることはあります。あと、肥満で乳房が大きくなると、それに伴って乳輪も肥大してしまうケースもありますね」(三宅真紀院長)

 どうやら乳輪の見た目は先天性とは限らないみたい。ということは、ケア次第で乳輪の悩みは解消できるのかも……。そんな淡い期待を抱きつつ、乳輪の効果的な美容ケア法を悩み別に聞いてみました!

――デカい乳輪を小さくするには?

三宅先生「残念ながら乳輪の大きさは、ケアで変えることはできません。痩せて乳房が小さくなれば、それに併せて乳輪も多少は小さくなるとは思いますが……」

――乳輪の黒ずみを薄くするには?

三宅先生「『ハイドロキノン』や、当クリニックで処方している『WHITE377』などの作用が強い美白剤を使うと、少しずつ薄くなります。十分な結果が出るまでに半年以上はかかるので、気長に続けることが大切。ただ、乳輪の黒さというのは、肌の黒さにある程度比例するものなので、地黒の方が美白剤を使っても、あまり薄くならないことも多いです」

――乳輪にあるブツブツを減らしたり、無くすためには?

三宅先生「ブツブツとは、おそらく乳首や乳輪の表面を保護する皮脂腺『モントゴメリー腺』のことだと思うのですが、これは生理的なものなので、減らしたりすることはできません。『モントゴメリー腺』は誰にでもあり、個人差で目立つ方と目立たない方がいるんですよ」

 う~ん、黒ずみ以外はケアではどうにもならない様子……。ま、それならそれで仕方がない。乳輪は「個性」と受け入れて、ハリや形でバストの美しさをカバーしましょ♪
(玉乃雫)

シロノクリニック
レーザー治療専門の美容皮膚科。日本最大規模の最新レーザー・光治療機器等135台以上完備、症例数10万例以上の実積(グループ総数)を誇り、美しく年を重ねていきたい方のあらゆる肌の悩みを解消している。

『BREASTS 乳房抄/写真篇 (単行本(ソフトカバー))』

いろんな形があるもんですな

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最終更新:2020/02/04 18:11
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