甘いストーリーにハマる乙女が続出! 「ぽにきゅん」の誕生秘話
今、全国の乙女の間で話題沸騰中の「ぽにきゅん」をご存知だろうか? これは、”メガネ編”、”芸能人編”など、様々なタイプのイケメンキャラのドラマを収録した乙女向けCDの総称。2008年8月よりリリースが始まり、「月刊男前図鑑」シリーズや、まるで自分にモテ期が訪れたような気分が味わえてしまう「超モテ期」など、30タイトル近くがリリースされているのだ。
支持しているのは10代以上の女性だというが、なぜ、こんなに乙女がウハウハするシリーズを制作しようと思ったのか? その誕生秘話を「ぽにきゅん」プロデューサーに聞いた。
「社内にアニメ系の音楽部署ができ、そこで女性向けドラマCDを作ることになったんです。もともと私自身もドラマCD好きで……(笑)。最初に制作した『月刊男前図鑑』は、原作ナシで気軽に聞ける、雑誌感覚のドラマCDがあればいいなと思い、企画しました。たとえば『メガネ編』なら、”だめだめメガネ”、”伊達メガネ”、”鬼畜メガネ”……など、様々なタイプのメガネ男子キャラとの萌え萌えショートストーリーが楽しめるようになっております。どんなシチュエーションが萌えるか、どんなカテゴリーの男子が良いか……など、制作スタッフとかなり討論しながら制作しているんですよ! ちなみに私自身は、魔物や妖怪など、二面性のあるキャラが好きです(笑)」(ポニーキャニオン「ぽにきゅん」プロデューサー・岡本真梨子氏)
”モテないメガネ”キャラは、真面目だけが取り柄なのに、お見合い相手に一目ぼれ。経験がないなりに必死にこちらを誘う、というストーリー。岡本氏いわく、「『ぽにきゅん』の魅力は、思わず”キュンッ”ときてしまう、いろいろなシチュエーションとお話を気軽に楽しめるところです!」とのこと。
筆者も、思わず”キュンッ”となってしまったひとりで、「月刊男前図鑑」の特別編「月刊光源氏図鑑」に萌えてしまった。光源氏の口説きと、数々の姫との妖しいシーン、さら光源氏を人気声優・遊佐浩二(『黒執事』等)が演じるという豪華さ。その他にも、三木眞一郎(『機動戦士ガンダムOO』等)、岸尾だいすけ(『犬夜叉』等)ら、豪華イケメン声優が演じており、彼らの美声で、耳元で口説かれて(ヘッドホンで聴くことをお勧めします!)、昇天しない乙女がいようか!?
「そうですね(笑)。豪華声優陣の声のイメージと役柄の妙、そして聴きごたえのあるひとり芝居も、好評をいただいている一因かと思います」(同氏)
一人芝居しかり、聞いているとなんだか自分がヒロインになったような気分を味わえるのも、「ぽにきゅん」の魅力である。
今年1月から、”彼”とラブラブ旅行が楽しめる「ラブ★トリップ」シリーズが5枚連続リリースされるなど、勢いに乗っている「ぽにきゅん」。イケメンにあんな言葉やこんな言葉で癒されたい乙女はぜひ!
(小石川光希)
・「ぽにきゅん」公式サイト
「週末? 彼と旅行」って言っていい?
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