辛酸なめ子の海外セレブゴシップ&セレブ体験ベスト3
――2009年も残すところあとわずか。芸能界、政界をはじめ激動続きだったこの一年。個性豊かな著名人の方々に、今年を振り返ってもらいました!
■今年の海外セレブゴシップベスト3
1位 マイケル・ジャクソンの死
映画『THIS IS IT』を観て、マイケルの才能と人格の素晴らしさに感動。生命力とコンサートへのやる気に満ちていたので、亡くなったのが信じられません。平和とか環境保護を訴えすぎて、巨大利権に目をつけられ消されたような気が……。
2位 マドンナ離婚
マドンナの浮気のせいとか、ストイックなカバラ的生活にガイ・リッチーが付いていけなかったとか、とにかくマドンナに原因があるようですが、何事も無かったかのように28歳年下のイケメンモデルと付き合っていてさすがです。
3位 ブリトニー・スピアーズがまともな彼氏と交際
元夫ケビンはデブって家賃も払えない状態に……そんなダメ男との縁を完全に断ち切り、今はちゃんとした社会人(ブラピ似)と付き合っていてファンとして安心です。
■今年のセレブ体験ベスト3
1位 パリス・ヒルトンにドタキャンされた
約束をすっぽかされ……パリスは勝手にリムジンをチャーターして東急ハンズに買い物に行ってしまったそうです。とにかく日本通だということが分かりました。セレブに振り回される快感を得られた体験でした。
2位 ディータ・フォン・ティーズのショーを鑑賞
コアントロー(お酒)のプロモーションで来日。すごいくびれと肌の白さに釘付けでした。年上の女性があれだけ美を保っているのは何かと励みになります。
3位 オノ・ヨーコのサイン会
幻冬舎から『今あなたに知ってもらいたいこと』を出版したオノ・ヨーコ。全身黒尽くめのファッションでカリスマ性を放っていました。女性に向けたメッセージが書かれた本ですが、サイン会に並んでいるのは意外にも男性が多く、Mっぽい人々のように見えました。
■今年のベスト芸能人ニュース
海老蔵&小林麻央が真剣交際
遊び人の男性が結局選ぶのは彼女のようなタイプということで、女として勉強になりました 『NEWS ZERO』(日本テレビ系)を妄想しながら観る楽しみができました。
■2009年に逝ってしまった方にまつわるマイエピソード
たしか去年YUIのコンサートを観に行った時、近くに座っていらっしゃったのが川村カオリさんでした。夫と一緒に、静かに座っていました。最初、土屋アンナさんかと見間違えていました。
■2010年にブレイクしそうな芸能人
濱田龍臣
2010年の大河ドラマ『龍馬伝』で坂本龍馬の幼少時代を演じる、顔立ちが今風に整った少年。
■来年の活動予定
2月頃、ぶんか社から漫画の単行本を出す予定です。また、以前サイゾーで連載していた『女修行』が1月に講談社文庫から出る予定です。何卒よろしくおねがいいたします。
辛酸なめ子 (しんさん・なめこ)
1974年生まれ。東京生まれ埼玉育ち。漫画家・エッセイスト。セレブ、スピリチュアル、女磨きなどをテーマに独自のセンスで作品を発表。主な著書に『女修行』(インフォバーン)、『女の人生すごろく』(マガジンハウス)、『開運修行』(講談社)など多数。
なめ子先生のおかげで年を越せます。
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