芸能人が次々に標的……森公美子発言が「デスノート」状態の怪
今回ツッコませていただくのは、最近、食いしん坊キャラとしてグルメに関するボキャブラリーの豊富さなどから、石ちゃん(石塚英彦)ともかなりカブる存在になってきた森公美子。
数々のバラエティー番組をそつなくこなす彼女が、12月1日放送分の『うたばん』(TBS系)では、意外な落ち度を見せていた。
「一緒にカラオケに行ったことのある有名人」についてのトークで、東貴博が「郷ひろみ」を、ビビる大木が「aiko」を、ベッキーが「妻夫木聡」を挙げたりする流れの中、森公美子が放ったのは、流れを無視した強すぎる名前だった。
「森繁(久彌)さん」
どんなタマでもすぐに拾ってくれるMCの中居正広と石橋貴明も、これにはすぐに二の句が継げず、一瞬、シーン……。
「いつ?」「もしやそれが最後の?」などいろいろ気になってしまった視聴者も多いと思うのだが、本人の口から説明は特になく、辛うじて出演者たちから漏れた言葉は「それ、マズイでしょ……」というもの。
その後に石橋が語った「山下達郎・竹内まりや夫妻。すんごく細かくチューニングしまくってた」というハイレベルの面白話すら、かすんでしまいそうな印象である。
さらに、その日、髪をバッサリ短く切って登場したベッキーに対し、「まさかソレ(雑誌「an・an」の企画)だけで切ったんじゃないでしょ? あ~、やっぱりCD出すのね」と、身もフタもない本音トークをぶつけ、苦笑いを誘っていた。いろんな大人の事情をつまびらかにしてしまう、大人げなさである。
そんな森公美子の「ぶっちゃけ爆弾」は、実は『時短生活ガイドSHOW』(12月2日再放送/本放送は11月4日分)でも発射されていた。
佐藤弘道が作った生キャラメルに対し、大きく目を見開いて「これ、もしかして花畑牧場より(美味しい)!」と、まさかの固有名詞を出した発言で絶賛。
これを受け、大人な勝俣州和は名前を出さず、ただ黙って人差し指で上を差し、「上! 上!(花畑牧場の生キャラメルよりも)」とコメントしていた。
いくらなんでも、ブームが去り、事業縮小などがニュースになっているモノを固有名詞まであげて落とすようなコメントは、トドメをさすような行為なんじゃないだろうか。
おそらく全く悪気なく率直なコメントをしている森公美子。だが、その率直さと旺盛なサービス精神ゆえに、ときに周りがざわざわしてしまう混乱も引き起こす。
結果的に、森繁の「最後」にかかわり、花畑牧場に致命傷を与え、わざわざ髪を切ったベッキーの「本音」を踏みにじる森公美子の素直さよ。恐ろしい……。
(田幸和歌子)
いつからか歌手を捨て、食いキャラへ(昔は美人だったと言い張る)
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