男を呼び寄せるフェロモンは実在する!? 水谷舞が検証します!
――合コンした企業は300社以上の合コン総研アナリスト水谷舞が実践で培った恋愛にまつわるセオリーを科学的、生物学的に紐解いていきます!
今月のお題 「男を寄せるフェロモンは実在する」
「モテるフェロモン香水」などと謳っている商品がよくありますが、どこか胡散臭いと思っていませんか? 「フェロモンって昆虫とか動物にあるものでしょ。人間にあったとしても、嗅覚が退化していて感知できないのでは?」と、水谷も疑っていたのです。
ところが、近年の研究成果で驚くべきことが判明したのです!
1987年、ユタ大学医学部解剖学教授のデービッド・バーライナー博士によって、ヒトにもフェロモンがあり、それを感知する器官(ヒトの鼻の奥にあるジョビ器官)も存在すると報告されました。博士は、人間の皮膚から採取されたエキスの入ったビンの蓋を閉め忘れ、研究室に置きっ放しにしてしまいました。そのままにしていたところ、理由もなく研究員の間で”同志愛”のようなものが湧き上がっていました。数カ月後、そのエキスが入ったビンに蓋をしたところ、これまで通り研究員の間で議論が度々起きるようになった、という嘘のようなホントの話。
それでも、まだ信じられない水谷でしたが、学術誌『steroid biochemistry and molecular biology(ステロイド生化学と分子生物学)』にて「フェロモンは存在し、しかもヒトに対しても作用する」という発表があったのです! さらに、01年には『ワシントンポスト』で改めてフェロモンの存在が発表され、ここまで科学的研究結果を突きつけられては、さすがに水谷も認めるしかありませんでした。
科学者お墨付きのフェロモンならば、出会いの場で実際に試してみようではありませんか。合コン総研、水谷舞の出勤です!
西麻布のイタリアンで4:4の合コンに潜入。
合コン開始してまもなく、一番遠くに座っていたはずの大手財閥系の商社君が水谷の隣に席を移動! 水谷は皆と会話したいのに、そのイケメン商社君は水谷の方にしか質問を振って来ません。スペイン男も真っ青のあからさま過ぎるアプローチを受けて、合コン終了。後日、連日誘いの電話が鳴り続けるので、根負けして一度だけディナーに応じる事に。
乾杯して間もないのに猛アプローチを仕掛けてくる商社君に、「私、実は彼氏がいるんだよね、土日はいつも彼と一緒なの」とニセの防波堤を立ててみせるも、「そんなの関係ないよ。今は二番手でもいつか必ず振り向かせてみせる」と、水谷の手をギュッと握ってくるではありませんか!
そんな彼を冷静に観察してみると、完全にのぼせ上がったような表情をしているのです。周りが全く目に入っていないような雰囲気。しまいには水谷の肩や首にも触ってくる始末。どうして、誇り高き財閥系商社マンが、これほどまでにプライドをかなぐり捨ててアプローチしてくるのか……。
ふと、鏡に映った自分のデコルテがキラキラしているのに気付きました。水谷は、ボディローション代わりにラメの入ったフェロモン液を、出がけにた~っぷりつけていたのです! 完全無臭なのでつけていることすら忘れていました。まったくフェロモンを信じてなかったのに、その威力を身をもって体感!
ただし、フェロモンは時に予想外の効果を発揮するので、本当に振り向かせたい人の前でだけつけるようにしましょう!
そうは言っても、まだ効果を信じられないお方。次回、サイゾーウーマン選りすぐりの”モテない”女子2人が水谷のモテ理論とフェロモン液を身にまとい、パーティーに参加、その効果をテストしてきます! 乞うご期待!
水谷 舞(みずたに・まい)
大学卒業後、日本航空入社。NY、パリ、ミラノ便など、国際線ビジネス、ファーストクラスを中心に約5年間乗務。現在はレポーター、女優業の傍ら、「合コンは最高のエンターテインメント」をモットーに、”合コン総研アナリスト”として活躍中。公式ブログ「MY FAVORITE THINGS」も随時更新中。
合コン総研アナリスト水谷舞プロデュースのフェロモン香水!
合コンひとり勝ちも夢じゃない!?
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