オーランド・ブルームやリンジーを押さえた、ドケチセレブ1位は?
ポール・マッカートニーから50億円もの慰謝料を手に入れた、と報じられている元妻へザー・ミルズ。離婚裁判真っ只中の2007年に、「金持ちは高飛車かドケチ」という名言を残したが、エンターテイメント界で大成功を収めた海外セレブには意外とケチが多いとされている。
ケチの基準となるのは、なんと言っても「チップ」。
アメリカのレストランでは食事を楽しんだ後、合計金額の15~20%を「チップ」としてテーブルの上に置く慣わしがあるのだが、ジョニー・デップが友人と訪れたステーキハウスで、4,400ドルの会計に対して4,000ドルのチップを残したり、ビヨンセとジェイ・Z夫婦がドンペリ&豪華ランチを楽しんだ際、1,300ドルの会計に対して556ドルのチップを置くなど、セレブたるもの「チップを大盤振る舞い」することが当然だ、とされている。しかし、このチップをびた一文出さない「ドケチ主義」セレブも存在するのだ。
今回はそんな「ケチな有名セレブ」ベスト5を、店員たちの間で語り継がれるエピソードをもとに勝手にランキングしてみた。
第5位 グレン・クローズ
人気サスペンス・ドラマ『ダメージ』で見事カムバックを果たした、アカデミー女優のグレン・クローズ。現在の夫も実業家であり超大金持ちなのだが、なんと格安航空会社として有名なジェットブルーのエコノミーに乗っているところを何度か目撃されているのだとか。広々としたシート間隔を売りにしているジェットブルーであるが、グレンほどの超セレブであればプライベート・ジェットを持つことも可能。質素というかケチというか、微妙なところだが……。なお、チップはきっちり20%を残すとされている。
第4位 ショーン・ペン
「バッド・ボーイ」の代名詞から、見事オスカー俳優へと成長したショーン・ペン。ハリケーン・カトリーナで被災したニューオリンズで救出活動を行うなどヒーロー的な話も多いのだが、「要求は多いがチップは残さぬ」セレブとして度々話題に上がる。最近も、ニューオリンズのレストランで友人3人と450ドルのランチを食べた際、チップを残さず立ち去ったとウェイターが暴露。ウェイターやウェイトレスに対して、かなり「高慢な態度をとる」とも伝えられており、ワルの名残をちらつかせている。
第3位 オーランド・ブルーム
『パイレーツ・オブ・カリビアン』で凛々しい主人公を演じ大ブレイクしたオーランド・ブルームは、今や莫大なギャラを得るA級セレブ。今も昔も「質素でエコ」男として知られる彼だが、ロサンゼルスのスポーツジムで「無料で会員にして欲しい」と要求。そういうことは出来ない、と断られても「じゃぁ、半額で」「友達と半分づつ払う」とかなり頑張ったそうだ。最後は全額支払ったそうだが、その気になればスポーツジム丸々一つ購入することだって出来る高給取りであるのに、不思議とケチな人である。
第2位 リンジー・ローハン
23歳の若さにして、悪名高きドケチ・セレブだと称されるリンジー・ローハン。セレブが身に着けてくれると宣伝効果になるからと、「Freebie(無料提供)としてどうぞ」と待遇してくれる店も少なくないのだが、若いリンジーはその見分けがつかず、いたるところで「Freebie」にしろと主張。彼女の場合、支払いを求められるとブチ切れることで有名。ロサンゼルスのバーで高級シャンパン2本を友人と飲み干した後に、バーテンから手渡された請求書に激怒し大声でどなりまくったり、自身がデザインしたラインを販売しているものの宣伝協力などまったくしていないキットソン・ロサンゼルス店で100万円以上の商品を「Freebie」扱いにしろとヒスったりと、「タカリ話」はとどまることを知らない。
第1位 マドンナ
歌手活動30周年目前のマドンナは、当然のようにチップを残さないセレブだそうで、たまに残したとしても「小銭程度」だとウェイトレスやウェイターからは大不評。募金や寄付金の美談が出ても「税金対策だろう」と思われてしまうほどだ。実弟に暴露本で「指示されたから買ったものを、気に入らないからいらないと支払い拒否され、自分は破産した」「とにかく財布の紐が固い」と書かれたり、前夫ガイ・リッチーとの離婚騒動の際「マドンナはガイのことを金に汚いケチ男だと言いふらしているが、10倍以上稼ぐマドンナの方が自分では何も支払わないドケチ」と共通の知人がタブロイドにタレ込んだりと、相変わらずのマテリアル・ガールぶりが語り継がれている。
次点は、チャリティー・イベントのバックステージで「ただでチキンが食いたい! ただで! ただで!」と大騒ぎしたラッパーのカニエ・ウェストや、ワーストチッパー・リスト常連のグウィネス・パルトローなど。ただし、グウィネスは計算が大の苦手なため毎回チップが足りなくなるという噂もアリ。
高給取りと言われているセレブたちだが、叩き上げであればあるほどチップにしぶるなど、妙な金銭感覚になってしまうのかもしれない。
でも、1円単位までワリカンにする男って引くよね
【関連記事】 終わりなき攻防戦! 究極の”パパラッチ嫌いセレブ”は誰?
【関連記事】 米国人が選んだ「最もセクシーな女性スター」は『デス妻』のアノ人!
【関連記事】 “儲かる”と”面白い”を両立させた、『ゴシップガール』の人気の秘密は?