のりピーの母子デートに、高相被告が偶然のニアミス! その一部始終
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の”欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
第6回(11/26~12/1発売号より)
1位 「酒井法子10歳長男と114日ぶり母子デート」(「女性自身」12月15日号)
2位 「周囲はみんな止めたのに…… “浮かれ海老蔵”姉・麻耶が漏らした不安と本音」(「女性自身」12月15日号)
3位 「ベッキー(25)五木寛之(77)”年の差”52歳の『人生&恋愛』異色対談80分!」
」(「女性自身」12月15日号)
今週「女性自身」はこれまでになく頑張った! 何が起こったんだ、というほどに。というか、他の2誌が地味だったとも言えるけどね。
1位はのりピーネタ。巻頭グラビアと特集記事のセットである。裁判終了となった11月25日、のりピーは愛息をスイミングスクールへと送迎した。めがねをかけたのりピーと息子が、2人仲良く並んで歩く写真も掲載されている。のりピーの周りを笑顔でスキップするように跳ねる子ども。クスリ漬けの両親を持った子どもが久々に母親と外出し、嬉しくてはしゃぐ姿は涙さえ誘う。
だが、事態は一転する。なんと、母子が地下道へ入った数秒後に夫の高相被告がフラフラと現れたのだ。双方の距離は20m。裁判所の面会禁止令を破るのか!? どうなるのりピー一家!?
が、高相は医療施設が入居するビルに入り、その後処方箋を持って薬局へ行き、記者の取材を避けて1人立ち去った。一方、のりピーはママ友と久々の再会に抱き合い、その後は息子と2人仲睦まじく、イタリアンレストランで夕食を取ったのだとか。めでたしめでたし。
なんだか、サスペンスドラマのようなドキドキの一部始終だが、ラッキーな場面に遭遇し、臨機応変にすぐさま二手に分かれての追跡取材は、なかなかの読み応え。久々に週刊誌魂健在、という記事だった。
そんでもってまたまた「女性自身」。
市川海老蔵と小林麻央のビックカップル誕生に、世の中は祝福一色だが、そこに冷や水を浴びせるようなネガティブ記事(笑)。確かに海老蔵の女遍歴を危惧する声はあったけど、麻央ちゃんの姉・麻耶さんやご両親たちが、2人の結婚を憂慮し、親しい友人も反対していたというのは初耳です。でも、私が気になるのは一連の報道での麻央ちゃんの過去の男遍歴だ。
「ウブなお嬢さん」「本当に純情」「片思いはあったかも」「海老蔵ははじめて真剣に好きになった人」などなど――。
だとしたら、これらの記事が示唆することはひとつ。麻央ちゃんは”処女”ってこと。本当かい。まあ真実はどうであれ、こうした持ち上げ方もあるんだな、お嬢さんには。
そして3番目は超売れっ子タレント・ベッキーと大御所大作家・五木寛之先生の対談だ。ベッキーが新しく出すCDや、仕事大好きで恋愛は封印していること、心の悩みをなどを大御所先生に相談し、先生はそれに応え、仏教を紐解き運命や感謝について語り合う――。
どうという内容ではないが、2人のツーショットは確かに異色だ。なぜこの対談をセッティングしたのか!? 12月2日に出すCDの宣伝だとしても、不思議な組み合わせ。そこに吸い寄せられるように読んでしまいました。かつては大物女優と浮名を流したり、名付け親になったりと、芸能界に隠然たる影響力を持つ五木先生だが、そこに目を付けたとしたら、ベッキーはやはり只者ではない。
一方、飛ぶ鳥を落とす勢いのベッキーに五木の方がアプローチしたのだとしたら、先生もまだまだ枯れていないってことか。この対談を機に2人の関係がどう発展するのか、興味深く見守りたい。
ベッキーの嗅覚侮れじ
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