神話崩壊!? 世間に漂い始めた”アンチ・キムタク”の空気
今回は、11月23日と24日の2日間にわたってキムタクが辱めを受けた(?)『笑っていいとも!』(フジテレビ系)について、ツッコませていただきます。
もともとSMAP内では中居正広、香取慎吾、草なぎ剛の3人が長年レギュラーを務めているうえ、タモリは以前、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)のビストロスマップ出演時にも「(稲垣)吾郎ちゃん、好きなんだよね~」と公言しているなど、キムタクだけに「アウェイ」感漂ってしまう、この番組。
23日のテレフォンショッキングのゲストとして来た彼が、オープニングから出演するという異例のサービスぶりを見せていたが、残念ながら、その努力は今回も報われなかった。
「オネエすぎるお坊さん」の質問&お悩み解決コーナーにも出演し、「どんな人がタイプなんですか?」と積極的に質問したキムタク。
かつてはここで「キムタクさん♪」と答えるのがお約束だったが、今回の「オネエすぎるお坊さん」は、キムタクに配慮なし。
「う~ん……タイプというのは特にないんだけど(以下、説明が長く続く)」
さらに、肝心のテレフォンショッキングでは気の毒なほどの扱いを受けていた。
ゲストはあの「キムタク」だ。にもかかわらず、タモリがふる話題は「舞台の仕事で海外に行っている慎吾」のことばかり。
『笑っていいとも!』では、慎吾のピンチヒッターを吾郎や草なぎが務めたり、草なぎの代わりを中居が務めたり、このところSMAP総動員で穴埋めしている状況だが、あのキムタクをゲストとして迎えながらも、タモリは「慎吾、ちゃんとやってた?」「べしゃり(英語の)、いってた?」と慎吾についての質問を連発。
キムタクは非常に丁寧に、三谷幸喜の脚本も誉めつつ、「あいつの体力的な部分にも驚いた(中略)。これ、俺じゃムリだなと思った」などと語り、全方位に気を遣っている様子だったが、そんなキムタクに対してやはり気を遣ってしまうタモリの返事は「へ~」「ほ~」ばかりで、距離は縮まらないまま。
それでもサービス精神満点に、彼が「お友達」として呼んだのは、「CMでオレに変身してくれる」岩尾望のコンビ・フットボールアワー。これ以上ないステキなチョイスである。
ところが、気遣いたっぷりのバトンを受け取った岩尾が、翌日、とんでもない失態をやらかしてしまった。
客席アンケートによる「目指せ1/100 的中芸能人」で岩尾が投げかけた質問は……
「キムタクさんよりボクの方が好きだっていう人!」
タモリ、相方の後藤は「いないだろ(笑)」とツッコんでいたが、「キムタクはアンチもけっこういるから、3〜5人くらいはいるんじゃ……?」などと、内心ヒヤヒヤ見守った視聴者もいたはずだ。ところが、結果は……。
なんと「13人!」
これ、シャレにならないリアルな数字なんじゃないか?
ビフォー&アフターの「ビフォー」側を支持する人が13%! キムタクにも、CMをやってるギャツビーにも、明らかにデメリットだ。
今でも当然、十分人気者のキムタク。でも、努力すればするほど、バラエティーで痛い目に遭うように見えるのは、気のせいでしょうか。
(田幸和歌子)
やる気ギラギラの人より、坂道を愛してしまうタモさんですから
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