コラム
今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

酒井法子のかすかな希望さえ打ち砕く、高相祐一の”本性”

2009/10/24 17:00
“肝の据わった男”を夫にした、蒼いうさぎ

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎ムリ。絶対。
 高相被告、裁判中に居眠りだそうだ。すごいなあ。服装が不真面目だとか、態度がふてぶてしいとかならまだ想定の範囲内なんだが、もいちど言うけど居眠りだよ居眠り。覚せい剤吸って逮捕されて、家族もみんなメチャクチャになって、世間からこんだけ注目されてる自身の裁判。非日常的状況の最たるもんであり、普通は緊張で眠気の入り込む余地など皆無だろうに。しかしヤツは寝たのである。長年のクスリ漬けの弊害か、元々の人格の問題か、それともその両方か。酒井法子の希望「家族三人静かに暮らす」は、たぶん無理だ。

◎13年経っても所在なげ
 火曜日21時の枠でスタート。その後木曜20時→日曜20時→火曜21時と、放映時間・曜日が変わりまくり。13年もの長寿番組だというが、何かここまで右往左往されると「人気番組」って感じがあんまりしない。TBSという放送局の不安定さがそのまんま出ているような気がする。『タモリ倶楽部』より『うたばん』の方が、よっぽど「流浪の番組」である。

◎本家はサディスティックミカバンド
 加藤和彦氏自殺。第一報を聞いた時、加藤晴彦と勘違いしてしまった。男がカワイくたっていいじゃない、頭悪くたっていいじゃないという、おバカタレントの元祖であり、パイオニア的存在。しかしあの時は紳助の加護もなく、時代の徒花として、流れ星のごとく消えてしまった。早く生まれ過ぎた悲劇をしみじみと悼んでいたら、人違いだった。加藤晴彦、今どうしているんだろうか。何はともあれ、加藤和彦氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。

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最終更新:2019/05/22 19:53
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