堂本剛が宣言「アイドルではなく人間として音楽をやってます」
雑誌「PS」(小学館)の創刊7周年を記念して企画されたイベント「PS Premium Live”Happy♪ 7″」。10月5日にZepp Tokyoで行われたこのイベントには中島美嘉、MEG、星羅、福原美穂ら女性アーティストに加え、シークレットゲストとして堂本剛が登場。ライブの締めを飾った。
「PS」では連載「ツヨコレ」を担当しているほか、9月に連載50回を記念したCA4LAとのコラボベレーを発売したばかりの剛。そんな縁から今回の出演にいたったようで、ファッション誌のイベントということもあり、さぞかし気合を入れてきたのではと思いきや、「衣装を派手にしようかと思ったけど、前の方が派手にするだろうから、僕は床に同化する色にしました」と、ゆるめのデニムに黒のTシャツとシャツコート、アクセントに赤のベルトをあわせたシンプルなファッション。ライブでは「ソメイヨシノ」「FUNK-SE○SSION」「音楽を終らせよう」など3曲を披露し、巧みなMCで場を沸かせた。が、ファンだけが集まるコンサートと違い、いわゆるアウェイでの演奏はなかなか厳しいものがあったようだ。
「剛くんが登場した途端、客席からはすごい歓声が沸きました。私の隣の男性も『男から見てもかっこいい』とべた褒め。けど、実はイベント自体がちょっと時間かかっちゃってて、その時点ですでに21時すぎ。時間を気にした人がぽつぽつと帰り始めたんです。途中からけっこうがらーんとした感じになってかわいそうでしたね。しかも、もっとわかりやすい曲をすればいいのに、一般的にはあんまり知らない、自分の世界に入り込んだような選曲で、私もちょっとだれてしまいました。でも、歌も演奏も思ったよりうまいし、MCも楽しくて、ジャニーズを見直しましたね」(イベントに参加した20代女性)
MCではジャニーズからなかなか出演の許可が下りず、ギリギリまで参加できるかどうかわからなかったことを明かし、「よくアイドルとかカテゴリーで言われますけど、僕は『堂本剛』という人間として音楽をやっています」と、改めて宣言した剛。ライブの手ごたえがあったかどうかは彼本人しか知るよしもないが、着実に自分の信じた道を進みつつあることは確かなようだ。
『人間として生きてほしいから―私が見た「世界の現場」 (単行本)』
キンキでも剛紫でもなく、人間。
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