もう目ん玉の中に筆を入れない！　インサイドラインの引き方

　よく、「目ヂカラを出すにはアイライナーでインサイドラインをしっかり埋めて」と言うけど、見よう見まねですると、目の中に筆が入って、白目が真っ黒に……。おまけに涙がボロボロ出てしまい、完成間近のアイメイクも台無し…。難しいインサイドラインの引き方、失敗しないようにするにはどうしたらいいの？

「大きめの鏡と明るい場所でアゴを少し上げ、覗き込むように見ると上まつ毛のインサイドラインがよく見えます。さらに人差し指、中指、薬指の3本でアイホールの上を軽く引き上げると、より描きやすくなりますよ。このとき、シャドウがよれないように気をつけてください。まずウォータープルーフの柔らかめなペンシルライナーで描き、すぐ上からジェルライナーを重ねます。さらに黒パウダーシャドウを重ねると持ちがよいし、アゴをあげることでペンシル先の角度が上に向くので、目の中に入る事はありません！」（メイクアップアーティスト・加藤さん）

　ポイントは、アゴをあげることだったのね！ 　ちなみに、下まつ毛のインサイドラインを引くときは、アゴを引いて片手で目の下を軽く引き下げること。これでもう、黒い涙は流しません！
（平田桃子／verb）

加藤聖子さん
ヘアメイク事務所「VIRTU」代表。女性誌、広告、CM、セミナーなど幅広く活動。

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