「こんなこと言っちゃいけない」!? 嵐の国立コンサート、最終日に何が？
8月30日、悪天候による中止が危ぶまれながらも、嵐の10周年記念ツアー『ARASHI Anniversary Tour 5×10』国立霞ヶ丘競技場公演の最終日が無事に幕を閉じた。
この日、スタート前からちらつきだした小雨は、時間の経過とともに激しくなり、中盤のMCではどしゃ降り状態。メンバーも「目の前にワイパー欲しいよね」「雨、やまないもんだねぇ」と苦笑交じりにトークを展開していたが、いよいよ激しくなる雨足にその後の進行を懸念してかMCを早々に切り上げてしまった。
実は、国立ファイナルでもあるこの日は松本潤の誕生日。当然、一緒に祝福しようと楽しみにしていたファンも多く、このまま触れられずに終わるのでは……とヒヤヒヤムードが漂うなか、メンバーの「でもさ、今日はめでたい日だよね」という発言をきっかけに、会場は歓声とともに一気にお祝いモードに。バースデーソン グが会場全体に響き渡ると、松本も「ありがとう！ 本当にうれしい」と、満面の笑顔でこたえた。
ちなみに恒例となっているメンバーからのプレゼントは、二宮が「6月くらいから目をつけていた」というシルバーの総スパンコールジャケット。松本がさっそく身につけると「ミラーボールみたい!」「（松潤なら）日常生活でも着こなせるよ」というお褒め？の言葉が飛び交い、苦笑しながらも嬉しそうな松本だった。
一部演出の変更が余儀なくされたものの、嵐もファンもテンションが下がることなく、トリプルアンコールを含めた約3時間半に及ぶコンサートは無事終了。アンコール前の挨拶では、
櫻井翔「10年前、嵐ファンであることを誇りに思ってもらえるようになりたいと言ったけど、そうなれてるでしょうか？ もう一度やり直すとしても、きっと同じ道を選びます。嵐でよかった」
大野智「10年前はここまでやれると思わなかった。みなさんのおかげです。雨が降ってるけど、あたたかいです」
相葉雅紀「僕は本当に嵐が大好きです。10年前は意味もわからず言ってたけど、今ようやくその意味がわかりました。世界中に嵐を巻き起こします！」
二宮和也「このメンバーじゃなきゃここまでやってこれなかった。嵐はこの先も変わらずに、進化を続けていきます」
松本潤「中止になってもおかしくない天気のなか、帰らずに応援してくれたファンのみんなの気持ちが10年を支えてくれたんだと思います。今、本当にぐっときてます」
と、それぞれ感謝の言葉を述べた。
また、会場に入ることができずに外で音漏れを聞いているファンにも、櫻井が「こんなこと言っちゃいけないのかもしれないけど、外にいるみんなもありがとう！」とメッセージを届けるなど、最後までファンを気遣い、感謝するメンバーの気持ちが痛いほど伝わった国立ファイナル。嵐が嵐を呼び、「一生忘れられない」 と言わしめた10周年にふさわしいコンサートは、この先も福岡、大阪、札幌、東京、名古屋と続いていく。
オリキはみんな持ってるのかしら？
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