コラム
今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

錦戸亮のインフル感染で分かった、テレビ業界の新事実とは

2009/09/04 12:00
「インフルで気持ち悪いんです……」

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎そこまでパツパツ?
 NEWSの山下智久と錦戸亮が新型インフルでダウンだそうだ。24時間テレビのステージで感染したのだろうか。根拠はないが、ベッキーは感染らなそうだな。しかし、錦戸出演のドラマ『オルトロスの犬』(TBS系)が、今週金曜放送分が収録できなくて、放映できるか検討中らしい。これをYahoo! ニュースで見かけたのは火曜。その数日後に流す予定のドラマの収録が出来てないって、どんだけ「撮って出し」なんだ。生放送か。『カックラキン』か。つくづくドラマ作りの現場の志の低さが伝わってくるニュースであった。

◎いよいよSMAPの若さが……
 新曲がAKB48に抜かれ、パッとしたところを見せられないSMAP。新曲を引っ提げ各歌番組に登場するも、テレビ局側が期待するほどの視聴率は取れず。しかし、そんなことよりも何よりも、見ていて「旬過ぎたなあ」と思ったのは、彼らの汗のかき方だ。歌の際、全員顔にべったり汗かいているんである。そんなに激しい踊りもない曲なのに、歌い出しからもうびっしょり。若者がかく、玉のようにはじける汗ではなく、はりつくようなアブラ汗。あれかくようになったらもう中年だ。外見は盛れても体は正直。

◎新種の「朝顔」
 保釈されて出て来た押尾学。皮肉にも、今までで一番イイ顔つきだったと思う。逆に可哀そうなのは酒井法子所属事務所の相沢社長だ。見るたびどんどんズルムケが進行。人がハゲていく過程を、こんなにわかりやすく、しかも短期間で見たのは初めてだった。夏休みの宿題にいよいよ追い詰められているチビッコは、観察日記の題材にするといいかもしれない。

今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。

【バックナンバー】
視聴者に優しかった今年の『世界陸上』、その理由は……
すでに始まっていた、伊東美咲のアノ計画の正体
押尾学事件、意外な被害者はここにいた

最終更新:2019/05/22 19:54
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