サイゾーウーマン芸能テレビテレビツッコミ道場こども店長の体力測定に、「カワイイ~」の黄色い声 芸能 [TVツッコミ道場] こども店長の体力測定に、「カワイイ~」の黄色い声 2009/08/26 17:00 TVツッコミ道場優香谷原章介天地人加藤清史郎王様のブランチ TOYOTA「こども店長」HP 今回ツッコませていただくのは、8月22日に放送された『王様のブランチ』(TBS系)。 この日は、NHK大河ドラマ『天地人』で主人公・直江兼続の幼少時代を演じて話題となり、トヨタのCMの「こども店長」としても大人気の加藤清史郎くんが登場して いた。 特にトヨタのこども店長は、「大人びた言葉をあえて子どもに言わせる」という面白さが好評らしいが、アレを見た瞬間に思ったのは、「久しぶりに “子役らしい子役タレント”が出てきたなあ」ということ。 よく「演技が達者で可愛らしい」彼ら独特の空気を「子役臭」なんて言う人がいるけれど、かつての安達祐実に見るように、そこにはやっぱり「こまっしゃくれた可愛さ」が不可欠ではある。 いや、本当に可愛いし、加藤くん自身がどうこうでなく、大人がそれを勝手に求めるのだろうけど。 そんな大人側の勝手な目線による「加藤くんの魅力」が引き出されていたのが、まさに今回の、『王様のブランチ』だった。 「まだ8歳になったばかりの小学2年生」と紹介し、なぜか行われた企画は「体力測定」。 小さな小さな加藤くんが、反復横とびや立ち幅跳び、上体そらしなどをするたび、両脇にいる二人のお姉さん(レポーター?)が「きゃあ~!」「惜しい!」と大騒ぎ。 「惜しい」の内容は、陸上競技会記録とかとの比較では当然なくて、「8歳児の全国平均」なんである。 お仕事に大忙しの加藤くんの体力が、全国平均を下回ったり、わずかに上回ったりしたからといって、何? これをどういう思いで眺めたら良いんでしょう? ところが、驚くのは、それに対して、司会のド天然・谷原章介はもちろん、笑いができるはずの優香もズラズラいるお姉ちゃんたちも、誰ひとりとしてツッコまない。口々に「可愛い~(ハァ~)」「可愛かった~」 なんだか一方的に癒やされているのである。 8歳児の体力測定に、いいオトナが一様に「可愛い~」というこの状況、いったい何なのか。母性本能アピールかと思ったが、おそらく違う。 みんなが勝手に癒されている様子は、かつてアイフルのCMで、チワワの「クゥーちゃん」にキャアキャア言ってた様子に近いのではないだろうか。 おそらくその前はレッサーパンダの風太くんにも、同じ反応を示していただろう。 こんな何の意味もない企画で、大人たちにキャアキャア言われても、当のご本人・加藤くんは機嫌を損ねるでもなく、テレるでもなく、きっちり「お仕事」していた。 まさに大人の望む完璧な”子役”。子どもであり、大人でもある、立派なプロなのだった。 (田幸和歌子) 『かつおぶしだよ人生は』 [Single] [Maxi] CDデビュー済みでした 【関連記事】 BL系疑惑は本当だった!? 東幹久が『天地人』主要キャストを狙う … 【関連記事】 『天地人』衝撃の最終回、なぜか半年も前に日テレで放送!? 【関連記事】 子役の特性!? エマ・ワトソンと安達祐実が持つ女の性 最終更新:2010/01/04 16:11 次の記事 ライバルは中居くん? 堂本剛が個性的センスで帽子を手掛ける >