エスプリークのイメガに倉木麻衣! 意外な起用劇に反感続出
コーセーのトータルブランド「エスプリーク プレシャス」の新CMが、昨日22日からスタートしている。CMにも登場するイメージキャラクターには、歌手の倉木麻衣を起用。これまで、ジェマ・ウォードやカレン・エルソンなど、世界的なスーパーモデルが登場してきた同ブランドだけに、初の日本人、それも倉木麻衣とはちょっぴり意外?
「倉木も今年の10月で27歳。アラサーの域に入り、イメチェンとファン層の入れ替えを図っているようですね。ここ1年ほど、某大手代理店を通して企業への売り込みを相当かけていたと聞いています。そこに乗ってきたのがコーセーで、今回のキャラクター起用に先行して、6月リリースのシングル『Beautiful』は、同社のヘアケアブランド『サロンスタイル』のCMソングになっています」(広告代理店営業)
アラサー絡みとなった今も固定ファンは多く、前述のシングルでもオリコンでデイリー1位、ウィークリー2位を獲得している倉木。年に1~2度のツアーを行えば、良席のチケットがネットでプレミア化。
しかしだ、倉木の固定ファンにはアイドルアーティストが好きな、いわゆる”ヲタ”系の男性ファンが多く、女性ファンも「エスプリーク プレシャス」のターゲットとなる「20代後半~30代前半のオトナカワイイ」とマッチする層とは思えない。ごく一般的な感覚では、「旬な適任が他にいるのでは?」といったところだろう。実際、倉木起用の発表直後から拒否反応も出ているようだ。
「某ネット掲示板には、エスプリークファンのスレがあるんですけど、倉木を歓迎する声は少ないですね。『イメージがチープになる』『どうせD社のゴリ押しだろ?』など、叩きの書き込みが多数です。お子チャマブランドは別にして、基本的に歌手やアイドルのイメガ起用は反感の方が大きい」(コスメライター)
コーセーといえば、倖田來未の”羊水発言”時に彼女をイメージキャラクターに起用しており、ターゲット層から反感を買った過去がある。それだけに、世の女性たちの好みや声には充分配慮しているはず。
「倉木の起用は、アジア諸国での展開を見越してのことでしょう。日本では落ち目の印象もある倉木も、台湾をはじめアジア方面では依然高い人気と知名度を誇っています。一方、昨年までは国外では香港と台湾にのみ投入されていたエスプリーク プレシャスですが、今回の広告キャンペーンを機に中国やタイなどアジア10ヵ国での展開を予定しているようです」(前出・代理店営業)
デビュー10周年を迎え、台湾や香港を巡る初のアジアツアーを行う倉木サイドにとっても、アジア10ヵ国における広告露出は願ってもないPRとなる。つまり、意外にも思えた起用劇も、実はそれぞれの思惑が交わる、ツボを得た広告活動だったわけだ。
「その思惑の中に、国内の既存ユーザーへの訴求がどれだけ含まれているのかが気になるところです」(前出・代理店営業)
コスメ業界と音楽業界、いずれも国内市場では不景気の影響が長引いている。消費が上向くマーケットへ目を向けるのは、経済活動として当然の策だ。
ただ、都合のいい相手と浮気をしている間に、目の前の本命から愛想を尽かされてしまうというのは、男女の関係ではよくある話。もちろん、女心をつかむのが仕事であるコーセーや歌手・倉木麻衣が、そんな失策を犯すとは思えないが……。
顔の輪郭こんなだったっけ?
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