酒井&押尾報道であの大物たちがドキッとしちゃった瞬間
8月前半、日本中が騒然となった、酒井法子・押尾学両容疑者に関する一連の事件。
各メディアは連日この話題でもちきり、テレビでもいろんな番組でいろんな人がいろんなコメントをしているが、そのなかでこんな反応をした人たちが。
まず、酒井法子が逮捕された8月8日。出頭、逮捕という速報が出たのが夜の9時台で、タイミング的に真っ先にこのニュースを扱うことになった、ビートたけしと安住紳一郎の報道番組『情報7days ニュースキャスター』(TBS系)。関連ニュースとして、酒井容疑者の弟が、昨年覚せい剤で逮捕されているという情報を安住アナが読み上げていたのだが、その酒井法子の弟の名前が「健(たけし)」ということから、安住の口から何度も「たけし被告」「たけし被告」という言葉が発せられる。いつもの無表情を装ってはいるが、この日の酒井法子関連のニュースに関しては、すごく前のめりで、目も生き生きしているように見える野次馬安住アナ、本来「酒井被告」であるところ、それだと姉の名前と混同するおそれもあるというのが一番の理由であろうが、絶対、ニュース読んでるうちに、この”タケシヒコク”という響きが面白くなってきたに違いない。としか思えないほどの「たけし被告」連呼だった。
このニュースを隣で聞いてたビートたけし。やっぱり気になっちゃったらしい。
「あんまり隣で”たけし被告”、”たけし被告”って言われちゃうと、フライデーのときのこと思い出しちゃうよなぁ」
昔、散々耳に入ったであろうこの響き。たけしは切なそうな顔をしてみせ、笑いをとっていた。
明けて翌9日の『アッコにおまかせ!』(TBS系)。冒頭から、和田アキ子が「今回だけは、ちょっと見過ごすわけにいかんでしょ?」と言い、時間をたっぷり割いて酒井法子と押尾学に関するニュースを取り上げていたのだが、押尾のニュースの中で当然出てくるのが元妻・矢田亜希子の名前。そのときに、和田が胸を押さえながら言った。
「(テレビから)”ヤダアキコ”、”ヤダアキコ”って。そのたんびに”ワダアキコ”、”ワダアキコ”って……」
字面は全く違うが、響きは近い。そのため、新聞などで事件のニュースを見るぶんには全くなんとも思わないのに、音として入ってくると、自分の名前が報道されているような気がして、気が休まらないというのである。カンニング竹山が、
「まさか、矢田亜希子さんからアッコさんイメージする人、いませんからね」
と、笑いにしてフォローしようとしたが、一連の事件に対して相当怒っている様子の和田は、
「今もう、冗談言えなくなっちゃった」
と、真剣かつ慎重である。全く事件と関係ないのになぜかドキッとしてしまった2人の大御所でした。
この日の『おまかせ!』でなんだか気の毒だったのは、酒井法子と同じ事務所に所属している竹山である。逮捕翌日のサンミュージック所属タレントの生出演ということもあって、当然、「事務所周辺は、どうなってるの?」と、出演者にも視聴者にも注目されてしまうわけだが、
「僕にとってはもうホントに、”マンモス悲ピー”みたいなことですから。悪いことは悪いことです」
コメントしづらい立場なだけに、表情も固く、
「全く、何にも知らない。お笑い班ですからね」
と言うほかない。ローテーション制なのかどうかはしらないが、勝俣とか松村とか、他にもレギュラー陣はたくさんいるのに、「なんで今日なの!?」と、思ったことだろう。今日だけは誰か、かわってくれ、そう思ったにちがいない。
(太田サトル)
ヒデちゃん的用語より役立つかも
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