マイケル謎の死の2日前に撮影された、木村拓哉”幻のCM”
「この先も日の目を見る事のないかもしれない”幻のCM”。それは、あのマイケルジャクソンをモチーフにしたものだったんです――。」
自身のラジオ『What’s up SMAP』(TOKYO FM)でこう明かしたSMAP・木村拓哉。話題となっているのは、現在放送されている「タマホーム」CM(Deep Purple「BURN」の替え歌)の別バージョン。撮影が行われたのは、奇しくもマイケルが亡くなる2日前のことだった。
「CMプランナーのヤマザキさんと監督とディスカッションする中で、『ビバリーヒルズにタマホームが建ってたら』っていうのもあったんですけど。『それって、それこそ、マイケルがタマホームに住んでたらってことですよね?』って言ったら『実はそれ、本当にやりたいことなんですよ』って言われて」
そんな流れもあって、「ノリ」で撮影することになったというこの「マイケルバージョン」。セットやシチュエーションは、現在放映されているものと同じなのだが、
「小道具としてサングラスがあったんで、洗面台の上でかけてね。もしマイケルがタマホームに住んでたら……ハッ!! みたいなノリで、マイケルらしく動いて『ホウ!!』って、やったんですよ。現場の、ホントそのときのノリでね」
とのこと。その2日後、ドラマ『MR.BRAIN』(TBS系)の現場で悲報を受けた際には、
「かなり落ちて……空っぽでしたね。カラーンって感じでしたね」
という木村。共演者の小林克也やトータス松本、ドラマの最終話にゲスト出演した香取慎吾らと思い出話を分かち合いながら、彼を悼んだという。
「なんであの時、マイケルをモチーフにしてCMを作ろうと思ったんですかね。本当に不思議です」
と振り返る木村。台本になく、その場のひらめきで撮影されたCMだっただけに、思いも深まるのだろう。この貴重な映像、ファンとしては、ぜひ一度見てみたかった気もするのだが……。
みのさんだって「ホウ!!」ってやるよ、タマホームのCMに戻れるなら
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