死人に口無し、中村あゆみに今さら交際を暴露された尾崎豊
今回ツッコませていただくのは、7月24日放送分の情報番組『おもいッきりDON!』(日本テレビ系)。
お昼のヌルい時間帯に何気なくチャンネルを変えると、目を疑うような仰天の生中継が行われていたのである。
それは、横浜の山手を歌手・中村あゆみが散策し、若い頃の思い出のスポットなどを紹介するといった、一見、毒にも薬にもならなさそうな内容だ。
だが、ひっかかったのは、画面にずっと出ていたこんなテロップ。
「私の彼は大物歌手Yでした」
これだけだったら本来、「どうでもよい」と思う視聴者は多かったことだろう。驚いたのは、中村本人の口から「Y」の正体として、「尾崎(豊)」という名前が語られたこと! また、尾崎豊の顔が映し出されたこと! さらにバックで尾崎豊の曲が流れ続けていたこと!
「尾崎は私の彼氏だった」「NYで知り合って、惹かれあって」「こうして横浜の街で~」
どういう顔をして聞いていいかわからないような内容を、ごく普通に語る中村あゆみ。その間、何度も思い出を懐かしむように、「そのとき、アイツは~」「アイツがここでいつも~」と、「アイツ」を親しげに連発していた。
実際、中村あゆみはこのところ、尾崎豊の楽曲をベースにした舞台を行ったり、カバーCDを出したり、かつての交友関係のことも積極的に語るようになってきていた。
あるインタビューでは「お互いガラスのように尖っているけど、でも、決定的に違っていたのは、男と女だった」「「ふたりは、すごく似ていたなと思う」などと語っていたこともあり、「友達」というスタンスはずっと変わらなかった。
それが実際のところ、彼女自身が言うように「彼氏」「彼女」の関係だったとしても、そのこと自体は不思議ではないと思うし、他者がとやかく言うことではないと思う。
ただ、それをなぜ今? なぜテレビで? さらに疑問なのは、なぜあえて『おもいッきりDON!』での生中継で? たとえば、時を経て今だから話せる……というのなら、別の発表の仕方もあったろうし、単に生放送で浮き足だってしまったのだったら、尾崎豊の曲が流れたり、顔写真が出るという事態にはならなかったはずだ。
一種の放送事故にすら見えそうな不思議な生中継。そこにどんな意味があったのかは、いまだ不明である。
(田幸和歌子)
尾崎ファンは『おもいッきりDON!』での暴露をどう思ってます?
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