元ジャニーズJr.の加藤冠が作家デビュー作をYou Tubeで宣伝
バラエティ番組『百識王』(フジテレビ系)などにも出演していたジャニーズJr.の加藤冠(16)が、いつの間にやらジャニーズ事務所を辞め、プロ作家としてデビューしていたことが分かった。
幼少時代はNHK東京放送児童劇団に所属していたという加藤。2006年2月には吉本興業が始めたピン芸コンクール「R-1ぐらんぷり」に挑戦し、準々決勝まで進出したという経歴を持つ。その3カ月後にジャニーズJr.入りを果たしたが、彼の野望はまだまだ止まらず、08年には第1回「12歳の文学賞」(小学館)に小説を応募。雑誌「小学四年生」(小学館)で小説『ちょっと大夢(タイム)』を1年間連載するなど、Jr.の活動と文筆業を平行するという異色の活躍で注目を集めていた。
そんな彼だが、高校受験を機にJr.の活動に終止符を打ち、かねてから目標としていた執筆活動を本格的に開始したとのこと。7月17日「月影 禅」のペンネームで、デビュー作『ジョニー・ゲップを探して』(株式会社ナショナル出版)を発売。お笑い芸人を目指す主人公・月影禅が様々な事件に巻き込まれて行く「青春スラップスティック小説」で、表紙には、自身の高校の学生証の写真(学ラン姿)が登場。本の中にも、主人公に扮した本人の写真が多数登場するという大サービスぶりで、帯には「夢を追いかける!元アイドル・カトカン遂に始動!!」「天才高校生作家 衝撃のデビュー作!」などの文字が踊っている。
ちなみに、彼本人が自宅(?)で撮影し、アップしたと思われるYou Tubeの映像がナショナル出版の公式サイトからリンクされている。以前からのファンはもちろん、「どんなコ?」と気になった方はまずはこの映像をチェックしてみるのが一番分かりやすいかも。元ジャニーズJr.初の人気作家誕生となるか!? 今後に期待だ。
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