黒柳徹子、お昼にサラリと「ビニ本」発言連発!
今回ツッコませていただくのは、7月8日放送の、おなじみ『徹子の部屋』(テレビ朝日系列)。ゲストは谷村新司。事務所社長でありプロデューサーでもある夫人の孝子さんと、夫婦での出演だとのこと。
谷村新司といえば、言うまでもなく『昴』や『チャンピオン』、アジアを代表する大物歌手である一方で、「谷村といえば、下ネタ、エロ」といったイメージも強い。昭和の時代、ばんばひろふみとやっていた深夜ラジオ『天才・秀才・ばか』(文化放送)で毎回下ネタを連発し、小川知子とのデュエット曲では、曲のクライマックスで知子の胸をもみ、また国内有数のエロ本コレクターという一面もある。「ハゲオヤジはエロい」というイメージの定着の一翼を担ったのも彼なんじゃないかという気すらしてくるが。
そんな洒脱なエロをお届けしてくれる谷村新司が、せっかくトーク番組に出演するわけだから、ついつい期待してしまうのだが、お昼の番組だし、しかも夫婦での出演。とてもエロ谷村の出番はない。
番組が始まり、夫婦揃って徹子の前に行儀良く腰掛ける谷村新司・孝子夫妻。トーク番組に夫婦で出るのは初めてのことだそうで、「二人のなれそめ」「名曲『昴』誕生秘話」「奥さんの仕事ぶり」といった、比較的無難な話題が続く。谷村新司は現在もラジオ番組などではガンガンしゃべくっているのだが、今回はそのトークも抑えめ。
静かな佇まいで「はい」とか相づちをうってみたり、白い歯を見せてうなずいてたり。長年連れ添ってがんばってきた夫婦の、いい話方向で、谷村新司も時折目に涙を浮かべたりしている。エロ新司も、奥さんの前ではおとなしくニコニコしてるんだなぁ、初めて見たけど谷村新司の奥さん、上品な美熟女だなぁとか思いながら画面を眺めていたわけだが、そんな美しい夫婦話の流れをぶった切るような衝撃の一言が、徹子の口から発せられた。
「アナタ、”ビニ本”っていうの?」
徹子さん……!? 吹いた。我が耳を疑ったが、確かに言った。「ビニ本」と。一応簡単に説明しておきますが、ビニールでくるまれた、内容ハードめのエロ本のことです。そもそもこの言葉を一般に定着させたのも、谷村新司の力が大きいという説もあり。
特に笑いもせず、あまりにもサラリと、お昼の番組としては仰天の単語を言ってのける徹子さん。しかも、何回も「ビニ本、ビニ本」繰り返すし。夫婦で出演するのが初めてだという奥さんの目の前で、どんな仕打ちだ。しかし、孝子夫人はそんなエロシンジと長年連れ添ってきただけのことはある。
「顧問みたいなことをされてたんです……」
妻自らが、ビニ本トークを掘り下げた! 谷村曰く、「何でものめり込むタイプですから」と、上手に着地させていたが、すごいぜ、孝子夫人。
『昴』も『サライ』も、このひとあってのものなんだなと、 奥さんあっての谷村新司なんだなと。なんだか、お釈迦様の手のひらの上の孫悟空(ちょっと髪が薄くてエロいけど)を思い出しました。
(太田サトル)
オサレカフェにもなじむシンジはどう?
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