BIGBANGも被害者! 韓国芸能界の闇支配に困惑するアーティスト
過日初来日を果たしたBIGBANG。東京・お台場でのイベントに約2000人のファンを集め、人気ぶりを見せつけた。ただ、会場規模を大きく上回る人が殺到したため、予定していたトークショーを中止し、1曲を披露するのみで終了し、そのことが各メディアで大きく報じられた。日本での人気がここまでのものとは、BIGBANGサイドも予想していなかった?
「いや、予想通りだし、予定通りのはず。あの会場でイベントを行うことは、そもそも無茶な話。あえてパニック状態にして中止することで、報道機会のアップを狙ったのでしょう。韓流ファンならイベントの中止ぐらい慣れっこ。1曲でも披露すれば、逆に『誠実な人たちだ』と見てくれるかも」(前出・評論家)
事実、韓国タレントには、この手のトラブルが多い。
「韓国人特有の『ケンチャナ(大丈夫)精神』のなせる業か、スケジュールにしても、活動の拡大にしても、とにかく見積もりが甘い。ドタキャンで現地プロモーターと訴訟になっているRain(ピ)のロス公演だって、直前まで別の大きなイベントを行っている会場だったので、準備時間の短さを危惧する声が前々から飛び交っていました。案の定、設営が遅れて当日90分前に中止を発表。まぁ、本当の理由は、チケットが売れていなかったからとも言われてますけどね」(韓国エンタメ事情に詳しいライター)
シドニー公演では、売れ残ったチケットを現地市民へタダでバラまいていたことも発覚しているRain。
「韓国のプロダクションは無謀な世界進出を立ち上げては、宣伝や展開はすべて現地プロダクションに丸投げ。エイベックスのようにイチから育てるつもりの相手ならいいけれど、即、金になると思っている企画会社と、適当な契約を交わせばトラブルにもなりますよ」(前出・ライター)
ある意味、アーティストもずさんなビジネスの被害者と言えるだろう。そんな事務所のやり方に嫌気がさしたのか、Rainもその後に独立している。
「かの国の芸能界では、タレントの地位が非常に低いんです。本人の負担は一切無視して、無法な拘束を強いる。教育と称して、暴力が振るわれることもままあるようです。見せ物小屋的支配構造がいまだに残っている。問題になっている女性タレントへの性接待の強要も、そういった古くからの体質が背景にあるのでしょう」(前出・評論家)
そんななか、十数万円も使ってはるばる海外まで追っかけたあげく、90分前に門前払いを食らった日本のオバサマたちはというと……。
「日本人の国民性もあるのでしょう、泣き寝入りがほとんど。他国のファンはガンガン声をあげて、代理店や主催者へクレームを入れるのに、日本のファンはすぐ諦めちゃう」(前出・ライター)
新進アーティストが次々と来日するのを見ても、韓国エンタメ界が日本をオイシイ市場ととらえているのは間違いない。一昨日の8日に行われたBIGBANGのコンサートはファースト・セカンド両方のシングルを購入して参加権を得るといういわゆる”AKB48″方式を取り入れた。今後は増々、物販を通したファンイベントが増えるだろう。
ただそれは、マーケットの大きさやブームというだけでなく、「なにをされても怒らないコイツら相手なら、俺たち流(韓流)のビジネスがやりやすい。ドタキャンぐらい、ケンチャナ!」という視点があるのかもしれない。
Rainの隠れた名作ドラマ
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