妊婦ヌードで再起! hitomi、リア・ディゾンが狙う”ママタレ”市場
妊娠期特有の体型変化を有効活用し、写真集『LOVE LIFE2』(幻冬舎)でマタニティーヌードを披露した歌手のhitomi。真ん丸と膨れあがっていたのは、新しい命を宿す腹部のみならず。完全公開したバストのほうも、”90cmのEカップ”はあろうかというほどに巨大化。これだけ見事なモノを手に入れれば、「ホラ、見て見て~!」的な気分にもなるだろう。
「デミ・ムーアなどのハリウッドセレブが火付け役となって、最近は日本でもマタニティーヌードが流行っています。hitomiに直接影響を与えたのは、昨年3月に発売された岩堀せりの『新・妊婦道』(講談社)だと思います。そうはいっても、バストトップまで見せるのはかなり異例。『女性の一番美しい姿を残したかった』とのことですが、そちらの美しさにも、よほど自信があったんでしょうね(笑)」(出版関係者)
2007年には一色紗英が育児雑誌「MilK」(エクスナレッジ)で、最近も黒船タレントのリア・ディゾンが「nina’s」(祥伝社)で、それぞれ臨月セミヌード姿を公開している。公開の理由は、前述のhitomiと似たり寄ったりだ。
「女性の美しさ、強さ、生命の尊さを表現」
異論を挟む余地がない、ご立派なお考えだが、本当にそれだけ?
「今や『ママにしたいタレントNo.1』となった辻希美を見てもわかるように、出産というのは絶好のビジネスチャンスなんです。うまくハマれば、出産前以上の金を生むこともできる。しかし、ママタレ市場はすでに飽和気味で、存在感を示してビジネスへと繋げるためには、強烈なインパクトや独自の情報発信が必要になります」(大手芸能プロ・マネージャー)
94年、小室哲哉プロデュースでCDデビューしたhitomi。00年には、マラソンの高橋尚子がトレーニング中に聴いている曲として、17thシングル「LOVE2000」が話題に。その後も歌手、女優として活躍しているものの、大きな注目を浴びる機会は徐々に減少。実際、今回の臨月ヌードで、彼女の存在を思い出した人も多いはず。
停滞傾向のなかでの新アプローチという点では、前述の一色紗英やリア・ディゾンもよく似ている。人気低迷と産休が相まって、すっかり奪われてしまった芸能界での”席”を再び確保し、「ママタレ」という新境地を拓くためには、ある種のドーピング的手法が必要なのだろう。ただ、ドーピングには副作用がつきもの。なりふり構わぬテコ入れ策が、イメージダウンなどの形で裏目に出なければいいのだが……。
ところで、女性の最高美を表現したという、肝心の写真集『LOVE LIFE2』の出来栄えはいかに?
「正直、そこまで崇高なものは感じませんでした。アイドル写真集に妊婦ヌードがついたという感じ。でも、ヌード自体は一見の価値ありですよ」(アイドルライター)
hitomi、リア・ディゾン、一色紗英。文字通り、裸一貫でママタレブレイクを狙う3人には、もうひとつ共通点がある。全員、できちゃった結婚だということ。計算ナシでママに”なっちゃった”者たちの戦略が、どこまで計算通りにいくか。今後の動向に注目したいところだ。
「”Girl”から”女”へ」だって。ガールの期間、長くない?
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