ジェニファー・ロペスが不況のあおりでアパレル業界から撤退!?
アメリカ・エンターテイメント界で最も成功したラティーノと称される、歌手で女優のジェニファー・ロペスが、2003年に立ち上げた自身のアパレルブランド「Sweetface」の生産/販売を停止することが明らかになった。
同ブランドが発表した声明によると、高級ブランド「Sweetface」は、現在市場に出ている2009年春コレクションで生産/販売を停止する。理由は「方向性とメッセージが異なる、新しいブランドとして生まれ変わる準備に入るため」としているが、詳細は一切明らかにされておらず、不景気のあおりを受け廃業に追い込まれたという見方が強い。
人気バラエティー番組『In Living Color』でキャリアをスタートさせたジェニファーは、1997年に公開された映画『セレナ』で高く評価されるようになり、その後、歌手として世界的にブレイク。本業の傍ら、映画/テレビドラマ制作会社やレストランを経営し、01年には念願のアパレルブランド「JLO」を立ち上げ、03年には香水をリリースするなど実業家としての顔も持っている。
ニューヨーク・ファッション・ウィークにまで登場した「JLO」だったが、販売が低迷したため07年にアメリカで生産停止に追い込まれ、現在は海外40カ国で販売。「Sweetface」は「JLO」のスピンオフとして立ち上げられ、06年には2億ドルを超える売り上げを記録したが、その後は下がる一方だった。
ジェニファーのように自身のブランドを立ち上げるセレブは少なくないが、昨年末、『Sex and the City』でお馴染みのサラ・ジェシカ・パーカーが手がけるブランド「Bitten」のラインを手がけるアパレル・チェーンが破産宣告をし、販売停止に追い込まれたのを皮切りに、今年2月に歌手で女優のマンディ・ムーアのアパレルブランド「Mblem」が、翌3月にはティーンのカリスマ的存在のファッションリーダー、ローレン・コンラッドが手がけたブランド「Lauren Conrad Collection」が生産/販売停止に。不況の深刻さを感じさせるニュースが続いている。
なお、「JLO」は日本でもネット販売されており、お手ごろ価格で人気をあつめている。
【JLo by Jennifer Lopez】 スターチャーム付クリスタルブレス
こんな感じ。
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