あやや、スザンヌ、DAIGO、身内ネタが一番利用されてるのは？
／ヅァインレコーズ
今回ツッコませていただくのは、6月20日放送分の『メレンゲの気持ち』（日テレ系）。
この日は、久本雅美と弟、DAIGOと漫画家の姉・影木栄貴、スザンヌと妹・マーガリン、川合俊一兄弟という4組の兄弟が出演。
そんななか、番組MCである松浦亜弥の姉妹の幼少時の写真も披露されたが、何かがひっかかる……。違和感の理由について考えていると、あやや自らの口から、ソレが語られた。
「なにせヤンキーの娘なものですから、妹の襟足のほう（の毛）がちょっと長く……」
そう。可愛い姉妹の写真だけど、ヤンキー臭が漂っているのだ。こんな話、良いの？ と思ったが、実は、あややのヤンキーネタはときどきラジオ番組などで披露されているらしく、過去にはこんなコメントもしている。
「うちの父親は、元ヤンキーの恥ずかしがり屋で」「ママのほうのおばあちゃんにこのあいだ言われたんですけど、『亜弥ちゃんはえらいねえ、スカート短くて』って。ママ、スカート長かった（元ヤン）んだって（笑）」
さらに、久本の過去の「サバ読み」事件について「弟さん、久本さんのサバ読みのせいで、一時『お兄さん』ということになってらしたと」と、ぶっちゃけあややはシレっと言及。
「実は38歳」とか「サバ読んでる」という噂が根強いあやや自身の口から、こんな話題を聞けるとは！
だが、そんなやりとりの間も、目を離せなかったのが、スザンヌの妹・マーガリンの奇妙な行動だ。別のゲストが喋る間、ソワソワと落ち着きなく、下ばかり向いていると思ったら……どうやら、胸と腹のテレビ映りが気になっているようで、何度もウェスト部分を手で押さえたり、姿勢を変えたりしていたのである。
美人姉妹で知られる妹も、タレントの姉の横に座ると、やっぱり普通の人。体型の差が気になってしまうのか……。
そんなことを考えながら見ていると、「有名人の身内で損したこと」という問いに対する、マーガリンの答えが、微妙な心情を吐露していた。
「温泉が好きで、よく行くんですけど、温泉に入ってると、素っ裸のときに『スザンヌさんの妹さんですよね？』と声をかけられて恥ずかしい……」
お腹の出具合を気にしてしまうのも、無理のない話である。
だが、そんななか、唯一、身内を思いきり利用してたのが、DAIGOの姉。
「損したこと」として「年齢をバラされた。マンガ家というのは、作品がすべてであって、描いた人の年齢とかわかってしまうと読者の想像力が……」云々と語っていたけれど、この日出演したのは、他でもない、身内をネタにしたマンガの単行本を宣伝するため。
もともとDAIGOは、「ミュージシャンとして全然売れなくて、いよいよ”おじいちゃん”を利用しようと思って」と公言してテレビに登場したけれど、お姉ちゃんのほうは、そんな「”おじいちゃんを利用する弟”を利用する」状態。
なんだか、いよいよ「おおきなかぶ」の話みたいだが……まだまだかぶは抜けません。
（田幸和歌子）
かなりのシスコンです、自分。
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