ケイト・モスの元カレ、薬物使用でまたまた逮捕
日本ではスーパーモデル、ケイト・モスの元彼としての知名度が高い、英国ロック・ミュージシャンのピート・ドハーティが、ロンドン発ジュネーブ行きの英国航空機内トイレでヘロインを打ち倒れているところを客室乗務員が発見。到着後、スイス地元警察により2時間拘束されたと報じられた。
麻薬大国と称されるスイスだからか、2時間後に罰金を支払ったピートはあっさりと釈放。予定通りヌーシャテル・オープン･エアー・フェスティバルに参加し、ソロ・デビューアルバムのプロモーションを行ったそうだ。
ケイト・モスがコカインを鼻から吸引している写真が、イギリス大衆紙の表紙を飾り世界に衝撃を与えたのは、今から4年前のこと。リハビリ施設に入所し麻薬中毒を克服した彼女を、再び悪の道へと引きずりこんだのは、当時交際していたピートだと非難され「若い世代に悪影響を及ぼす」と、2人は激しいバッシングを受けた。筋金入りのヘロイン中毒者であるピートを愛したケイトは、モデル契約を次々と断ち切られ、堕ちるところまで堕ち、2007年にやっと別れる決心をし2人は破局。
その後、ケイトはモデルとして奇跡的な復活を果たしたが、ピートは相変わらずのジャンキー生活を送り続け、昨年5月には麻薬絡みで実刑判決を受けロンドン郊外のワームウッド・スクラブズ刑務所に29日間服役。出所後は、ロイヤル・アルバート・ホールでライブをするなど、30歳になってやっと落ち着いたかと見られていたが、やはりヘロインからは離れられないようだ。
ミュージシャンとしてはカリスマ的人気を誇るピート。3月に日本先行発売となったソロアルバム『グレイス・ウェイストランズ』はパンク色が薄く賛否両論だが、今後の活躍を期待する声は高い。何度も入所しているリハビリ施設入りするのかどうか、今後のピートの動向に注目が集まっている。
別れた後もお騒がせだけどね。
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