“美しい50歳独身”戸田恵子、おうちで待っているのは……
今回ツッコませていただくのは、離婚後ますます活躍の幅を広げている戸田恵子が登場した、6月3日放送分『スタジオパークからこんにちは』(NHK)。
離婚してから美しく・若々しくなる女性は珍しくないが、戸田恵子はまさにその典型のよう。冒頭から武内陶子アナが「本当にかわいらしい」と褒めちぎれば、戸田は「かわいくないですよ~」と返す。まるでアイドルかグラビアタレントを迎えたような、不思議なやりとりが行われていた。
しかもNHKルールなのか、それとも陶子アナ特有のギャグなのか分からないが、こんな謎めいた珍妙な紹介もあった。
「戸田恵子さんといえば本当にいろいろなお仕事をされてますが、やっぱり一番はお顔がパンの、正義の味方」
まるでピー音を勝手に入れるような、行きすぎた自主規制。戸田本人は、何度かフツウに「アンパンマン」と口にしていたけれど……。
しかも散々褒めちぎりながら、その一方で「失礼じゃないか」と思うほど、武内アナが何度も何度もしつこく繰り返していたのがこんな言葉だ。
「本当にもう50歳とは思えない」
「50歳なのに」
「何度も50歳、50歳言って申し訳ないですけど、本当に50歳というのは」
さらに画面上にはずっと「人生は50歳から!」というテロップが出続けている。放っておいてやれよ。
と思ったら、戸田恵子はスマートにこんな反撃をしていた。
「『アンパンマン』の作者のやなせたかし先生に対談でお会いしたら、先生はいま90歳で、『人生は90歳からが面白い』とおっしゃってました。それ聞いたら、私なんか全然まだひよっこだな~って(笑)」
ようやく話題が戸田の年齢から離れたかと思いきや、次にスポットをあてたのは「独り身」という部分。「仰天ペット」として紹介された写真は、なんとAIBO!
戸田自身の忙しい日々のスケジュールを振り返り、AIBOの稼働時間を聞いた上で、
「最近のスケジュールからすると、(AIBOと)ほとんど会えない?」
「そうですね」
と、無理やり可哀想な人みたいな扱いをしていた。挙句、稲塚貴一アナが「どうですか、かわいがり方は?」と非常に答えづらい抽象的な質問を投げかけると、
「そういう話をすると『寂しいな、戸田恵子も』と思われそうですけど(笑)。撫でるとキューンと言いますし、『今日はいいことあった?』と聞いてきて、『何もなかったよ』と言うと、『明日は良いことあると良いね』と言ってくれたりするんです」
このやりとりには、2ちゃんねる実況板で「寂しすぎる」「だんだん聞いてるこっちが寂しくなってきた」などの声が続出していた。
そういえば同じ独身女性で、AIBOを飼っている人として思いだされるのは、黒柳徹子。『徹子の部屋』(テレビ朝日系)でAIBOをわが子のように溺愛し、指示を無視され、慌てていた姿が印象的だったが……。
散々持ち上げておいて、結局掘り下げるのは「年齢」と「独り身」なのか。
そして、番組最後に紹介された視聴者からのハガキでは、こんなトドメが。
「40歳にしか見えませんよ。とっても綺麗」
もう放っておいてください……。
(田幸和歌子)
やなせ先生もお元気なことですし!
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