はるかに捧ぐ!? 相方の留守を預かる春菜に愛の千本ノック
肺結核が報じられたハリセンボン・箕輪はるか。
今回は、そんなはるか抜きで、相方の近藤春菜が単独ゲスト出演した4月15日放送分の『笑っていいとも!』(フジテレビ)にツッコませていただきます。
ハリセンボンといえば、近年は着実に力をつけ、宮川大輔が座長を務める深夜番組『本番で~す!』(テレビ東京系、終了したが)では藤井隆とともに、暴れん坊でちょっぴり頼りない座長を強力にフォロー。
また、オリラジの冠番組『オビラジR』(TBS系、これも終了)、チュートリアル初の全国ネット冠番組『チュー’sDAYコミックス 侍チュート!』(TBS系)など、やや心配なメーンの脇をかためる強力な「助っ人」として、数々の番組に出演してきた。
そんな中、相方抜きで出演する春菜を迎えたのは、いいともレギュラー陣の凄まじい「ボケの千本ノック」であった。
DAIGOが仕切るクイズコーナーに出演した春菜、「ハリセンボン、春菜の特技は?」というお題が出された。だが、ここから、タモリ、水曜レギュラーの爆笑問題、おすぎ&ピーコ、千原ジュニア、マリエ、さらにコーナー司会者のDAIGOも交えての怒涛の「ボケ」→「~じゃねえよ!」が繰り返されたのである。
まず問題とは全く関係ない「二の腕」いじりで、「振り袖?」→「振り袖じゃねーよ! 成人式じゃねーよ!」と始まると、次々にものすごいスピードでボケとツッコミが繰り返されていく。
まるで至近距離からのノックをエンドレスに打ち込まれるスポ根モノのようだ。
「鶏冠?」→「鶏冠じゃねーよ!」
「貯水池?」→「何も貯めてねーよ!」
「ラクダ?」→「コブじゃねーよ!」
「ジュディオング?」→「ジュディオングじゃねーよ! ヒラヒラしてねーよ!」
さらに、「プレスリーじゃねーよ!」「はるな愛(けんじ)じゃねーよ!」と続き、タモリが中央に出てくると、すかさず隣に並んで二人で「”キャイ~ン!” ……天野じゃねーよ!」
「マイケル・ムーアじゃねーよ!」「カーネル・サンダースじゃねーよ!」「シュレックじゃねーよ!」「古田じゃねーよ!」「カンニング竹山じゃねーよ!」などとあった後、なぜか今頃フリップの名前について指摘するタモリ。
「ん? 中華料理? こんどうしゅんさい?」「季節の炒め物じゃねーよ!」
「安室ちゃんが好き」というプロフィールを受け、イントロクイズで出たのはなぜか「テレレテレレレテ~テテ~ン♪」というおなじみの”渡鬼”こと『渡る世間は鬼ばかり』のテーマ曲だった。
「角野卓造じゃねーよ!」
お約束の「ド定番」が出ると、会場中からは一斉に拍手がわきあがる。「これ、そもそも角野さんのテーマじゃないしね、渡る世間のテーマだしね。それに安室ちゃんの曲でもねーし!」
だが、その後も、「すごい筋肉だねー」→「筋肉じゃねーよ! おっぱい! ハト胸でもねーし!」、「首、ないんじゃない?」→「あるよ! くびれてますよ! 蛇腹じゃねーよ!」
なんとクイズに入るまで10分くらいボケ→ツッコミが繰り返されたのである。
思えば、数年前、まだテレビにあまり出てなかった春菜が『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)の「格付けしあう女たち」に登場したときには、ロンブー・淳の「ツッコミもできるの?」に「ツッコミもできます」とオウム返しするだけで、カチカチに緊張していたのに……。
人の成長の、いかに早いことか。
その成長の裏には、こんな過酷な愛の千本ノックがあったのか……。
病気療養するはるかへ、不在の間を守る春菜からの何よりのエールが、スパルタのボケ千本ノックのように見えた。
(田幸和歌子)
さすが、女芸人会の有望株!
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