NHK美人アナ、卵料理に無邪気に「わ~い!!」
ネット上で、見事な食いっぷりと食欲が「がっつり」と呼ばれ、一部の熱い視線を集めているNHKの女子アナウンサーをご存じだろうか。
『きょうの料理プラス』を仕切る柘植恵水(つげ・えみ)アナが、その人だ。
今回ツッコませていただくのは、そんな彼女の素直すぎるコメントがこぼれ出た4月13日放送分『きょうの料理プラス』。おなじみの長寿番組『きょうの料理』の先生に登場してもらい、生放送で料理をする番組だが、進行、先生とのトーク、情報紹介をしながら「試食」もするというのは、『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』(朝日系)に匹敵する忙しさである。
ただし、いちばんの違いは、恵美子が「トーク」メインであるのに対し、柘植アナの場合は、「食」がメインに見えること。といっても、柘植アナの進行やトークが疎かになっているわけでは、決してない。
おそらく非常に手際が良く、仕事のできる人なのだろう。進行はテキパキで、試食前後など、「あれ? いつの間に移動した?」と思うぐらいの素早さを見せる。にもかかわらず、「試食」中は常に全力投球なのだ。
「試しに食べる」レベルを遥かに超え、がっつり美味しそうに、ものすごい量を、ものすごいスピードで食べる。これ、乾杯のシャンパンを一気飲みする人にもちょっと似ていて、「試食なのにそんなに本気で食べて大丈夫?」と、観ているほうが心配になるほどでもある。
さて、この日の料理は、「とろ~り甘酢煮 主役はたまご」。
半月に焼いた目玉焼きに、とろ~りあんをかける様子を見守る彼女、どうしたことか、思わず口を衝いて出た言葉は、こんな無防備なものだった。
「わ~い!!」
理知的でキリリと凛々しい容姿や、テキパキとした仕事ぶりとはかけ離れた、子どものような「わ~い!!」。
瞬時、そんなギャップに、うっかり悩殺させられるところだった。と思ったら、
「あ、思わず『わ~い』とか言ってしまいましたが」
恥ずかしそうに口を押さえる様子もまた、可愛らしい。さらにその後も、いかに彼女が卵を愛しているのかがわかる、情熱ほとばしるコメントが次々に発せられた。
「なぜか顔がほころんでしまうんですね。卵のトロリとしたのを見ると」
「美味しいですね~」
「ん~!(眼を大きく見開いて)」
「えへへ」
「とにかく1回作ってみたいなという気になる料理で」
料理の美味しさ、楽しさを伝えるのは、巧みなレトリックばかりじゃない。また、大袈裟なリアクションでもない。
思わず抑えきれずにこぼれ出てしまった無防備なコメントに、食欲も、料理欲もそそられる番組です。
(田幸和歌子)
ジャケ買いしちゃいました。
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