便秘薬が腸を弱体化させる!? 安全で正しい”腸美人”への道とは?
とはいえ、必ずしも乳酸菌が生きたまま腸に届くことに意味がないわけではないらしい。
「生きた乳酸菌は大腸内の悪玉菌を減らし、善玉菌を増やす効果があります。ただし、生きた乳酸菌だからといって腸内にそのま住みつくわけではありません。なので、効果を出すためには生きた乳酸菌を毎日摂り続ける必要があります」(辨野氏)
■「便秘薬」に「コーヒー洗腸」 間違った便秘解消法はキケン!
便秘を解消するために、つい頼りがちになるのが「便秘薬」。でも、この便秘薬を服用し続けることによる副作用が問題だ。
「便秘薬は即効性があるので、よく便秘に悩む女性が服用しています。しかし、便秘薬を飲み続けると自力で排便する力が弱くなってしまい、よけいに便秘になってしまいます。また体が便秘薬に慣れてしまって、通常の量では効かなくなり、大量に服用しなくてはならなくなる場合もあります」(辨野氏)
また、コーヒーで腸内を洗浄し、宿便も一緒に洗い流す「コーヒー洗腸」も若い女性に人気だが、これも効果は立証されていない。
「腸管内に溜まった酸性腐敗便を洗浄するには、アルカリ性のコーヒーを用いるのが安全な行為であると思います。しかし安全であるといっても、あくまで他力を利用した行為なので、毎日続けるべきではありません。アメリカでは、『3カ月以上は続けないように』との注意書きが添付されています。毎日続けた場合は、自力による排便ができなくなってしまう人もいるようです」(岡田氏)
■腸美人になるための、理想的な方法とは?
それでは、安全で正しい腸内環境改善方法とはどのようなものなのだろうか? 岡田氏は、そのポイントは食生活の改善にあるという。
「まず大事なのは、腸に良いといわれる食品を摂ることよりも、腸内環境を悪くする食品を食べないことです。肉、卵、魚、貝、牛乳などは、大腸菌などの有害腸内細菌を増殖させるので、できるだけ避けたほうがいいでしょう。極端なことをいうと、動物性を全く食べない精進料理が最適です。どうしても動物性の食品が食べたい場合には、1週間に1度くらいで御馳走として食べる分には問題ないでしょう」(岡田氏)
でも、精進料理を毎日食べつづけるのは現実的に難しいかも……。
「仕事の都合等で上記のような改善法が難しい方のために、手助けとして飲む補助的な食品として作ったのが『惚れ惚れウンコの素』です。良質な食物繊維を豊富に含んだイサゴールや乳酸菌を贅沢に配合してあるので、自分のお腹の中にいる善玉菌を増殖させる手助けをしてくれますよ」(同上)
う~ん、腸美人の道は1日してならず。安易に薬や道具に頼ってはいけないってことなんですね! ちょっとずつ食生活を改善して、腸美人=超美人を目指しましょう!
(編集部)
岡田恭一
健康食品・化粧品の企画研究開発を行っている有限会社大芳商会の代表。代表的な商品に、腸内の善玉菌を増殖させる手助けをする補助食品「惚れ惚れウンコの素」がある。
惚れ惚れウンコの素
外から善玉菌を摂るのではなく、腸の中にいる善玉菌を増殖させる手伝いをすることで、善玉菌が圧倒的に優勢な腸内環境を作り上げるよう働きかける健康補助食品。便秘気味の方や、便の悪臭などにお困りの方から、高い支持を得ています。(内容量:12g×40包 価格:税込12,600円)
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※健康美容情報が満載の小冊子『惚れ惚れウンコ物語』を希望者全員に無料でプレゼント! お申し込みはお電話かFAXで。
辨野義己
1948年大阪生まれ。(独)理化学研究所バイオリソースセンタ―微生物材料開発室室長。東京大学農学博士。日本微生物資源学会会長。全国はっ酵乳・乳酸菌飲料協会理事。著書には『究極のヨーグルト健康法』(講談社)、『ビフィズス菌パワーで改善する花粉症』(講談社)、『健腸生活のススメ』(日本経済新聞社)などがある。
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