自称ドSのKAT-TUN・上田竜也、初主演舞台で観客に「黙れ!」
KAT-TUN・上田竜也の初主演舞台『ロミオとジュリエット』が東京グローブ座で幕を開けた。古典中の古典ともいわれる同作だが、今回の舞台ではセリフをわかりやすく現代風にアレンジ。また、製作会見での「ロミオは女好きなんじゃないかと思う」という上田の新解釈(?)が生かされたのか、前半のロミオはスカートめくりをしたり、「おっぱい! おっぱい!」と連呼したり、無邪気にはしゃぎまくり。とはいえ、そんなお調子者ぶりが強調されたぶん、後半の悲劇とメリハリがつき、ラストでは客席のあちこちから嗚咽が漏れていたという。
「上演時間が2時間だったので展開が早かったし、上田くんのセリフも聞き取れない部分があったりしましたが、ジュリエットへの情熱や、自分たちの力ではどうにもならない絶望を全身で表現してて、めちゃめちゃ引き込まれました! ジュリエット役を演じる小林涼子とのキスシーンが気になっていたんですが、軽くチュッと触れる程度で、嫉妬するよりかわいい! って感じでしたね。それより、別れのシーンでつないだ手を離せなきゃならない二人に切なくなりました。あと見所は上田くんの衣装! 王子様ファッションがすごく似合ってたんです~。衣装替えも結構あるので、見応えありましたよ」(観劇した上田ファン)
また、初日のカーテンコールで挨拶した上田が、いまいち歓声が上がらない客席を見渡し、
「声が出てねぇ」
と一言つぶやいて、そのまま帰ろうとしたり、
上田「今日は田中聖が来てくれてました! ありがとう」
客席「ゆっち(中丸雄一)は~?」
上田「黙れ!」
といったやりとりがあったりと、舞台でのロミオ様はどこへやら、ふだんのドSぶりも発揮されたよう。「もともとKAT-TUNというグループ自体がドS集団」とも公言している上田。以前、彼がラジオで熱く語った解釈によると……、
「SがMをいじめたいってのは普通のSなんですよ。俺たちはね、Sを屈服させるのが好きなんです」
「相手をかわいそうだなって思って同情したり、中途半端が一番いけない。相手が痛がってる顔を見てゾクゾクって来るような……」
いやはや、これまでのアイドルには絶対なかったこの発言、さすがKAT-TUN! そんな上田のドSぶり……ではなく、ロミオ様ぶりが存分に楽しめる『ロミオとジュリエット』は29日までグローブ座で、4月2日~5日は大阪・サンケイホールブリーゼにて上演予定。お見逃しなく!
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