ベッキー母とのカラミで発見、キムタクが生き残る道は”ヨン様化”!?
今回ツッコませていただくのは、3月2日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)。
「ビストロスマップ」のコーナーにゲストとして登場したのが、ベッキーと母・智佳子さん。
スザンヌの母・キャサリンのように、新たな母枠タレントとして売り出していきたいのかどうかは知らないが、いち”一般人”である母・智佳子は、やりたい放題。食べたい物の「オーダー」も、娘より先に、「私はぁ、洋食が好きなんでぇ」と発言。中居に「なんでタレントっぽいような感じでしゃべるんですか」と、あきれ気味にツッコまれたり。
そんな中、この世代に人気なのは、やはりキムタク。キムタクに対し、「私のこと、知ってますか?」と、のっけから攻め込み、おまけにウインクまでたたみかけてくる。この想定外の攻勢に、視線を泳がせながら苦笑するだけのキムタク。さらには、「ただ立ってらっしゃるだけで、生きる勇気が湧いてくる」と言われ、キムタクも「これからも俺、立ち続けます!」と返す。
このやり取りを見ていて思ったのだがこれ、ジャニタレというよりも、むしろ韓流スターに対するオバちゃんのスタンスに近い。そうか、それなりに年齢を重ね、一時のように10代の若い子から「キャー」と言われるほどでもない今、キムタクが着地するべきはこのジャンルということか、と妙に納得。
智佳子の暴走は続く。「どうしてもお願いしたいことがある」とマイクを持ち出し、キムタクに一緒に「SHAKE」を歌えと強要。いくら人気タレントの母とはいえフツーのオバちゃんと、腰をフリフリしながら歌うキムタク。
「こんなの初めてだよ」と言っていたが、メンバーが半笑いする前でこんなことをするのは、きっと全てにおいて「カッコいいキムタク」をセルフプロデュースする彼にとって想定以上のことかもしれない。デュエットに付き合うホストというか。それゆえか、顔も真っ赤。こんなにカッコ悪いキムタク、初めて見たよといった感じだ。いや、むしろ好感が持てたのだが。
その後も”カッコ悪いキムタク”は続き、今度はベッキーが提案したSMAPのイントロクイズで、意外にも草なぎが正解を連発するなか、キムタク一人だけがワンポイントも獲得できず。「つまんねぇ~、俺」とフテ腐る様は、またしても「こんなキムタク、見たことない」状態。でも、そこがいいという気もしたが。
暴走するベッキー母とのカラミで見えてきた、「オバちゃんのためのキムタク」。そう思って見ると、同じ日に放送された、志田未来とのドラマ仕立てのコーナーで教師役を演じていたときの、ハンパな長髪と前髪の分け方、そしてそこにメガネをかけたキムタクの姿に思わず一言。
「あっ、ヨン様!」
近年の、長髪姿のペ・ヨンジュンそっくりだった。
”キムタク様”の目指す方向に、ブレはないのかもしれない。
(太田サトル)
キャーキャー言われていたころ
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