長瀬智也、「カッコつけることが最強にカッコわるい」と10代を反省
現在、主演映画『ヘブンズ・ドア』が全国にて公開中のTOKIO・長瀬智也。この作品は、ドイツ映画『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』をリメイクしたもので、余命3日を宣告された28歳の勝人(長瀬)と、長い入院生活の末に同じく余命わずかな14歳の春海(福田麻由子)が偶然出会い、海を目指す旅の途中で様々な事件に巻き込まれていく……という青春ロードムービー。
興行成績は残念ながらそれほどよくないものの、無鉄砲ながらも爽快感のある主人公のキャラクターが長瀬とぴったりマッチしており、なかなか好評を得ているよう。
見た目はホントにいいオトコ、なのにちょっとおバカで表裏のないキャラと豪快な性格が人気の長瀬。そんなカッコ良さの秘訣が、現在発売中の「POPEYE」3月号(マガジンハウス)のインタビューから垣間見えました。
周囲からも「昔から変わらない」と言われ続けている長瀬ですが、「自分でも昔から変わっているつもりはないんだけど、10代のころは確かにカッコつけちゃってましたよね」という時期があったんだそう。カッコいい先輩たちに囲まれて、自分もそうしなければと思いながらすごした日々。そんななかで、20代になってから、
「カッコつけることが、最強にカッコわるいことなんだって気がついた気がしますね」
「カッコつけてなくて、カッコいいのは最高にカッコいいことなんだって思ったんですよ」
うーん。それ、なんとなくわかる気がします。
こんな風に意識が変わったきっかけ、その原点は小学校の頃から大好きで憧れていたプロスケーターだそう。
「マイク・マクギルらが出ていた80年代のスケートムービーを見ていて、彼らの着ている洋服がスゲェカッコよかった」
意識的に、お金をかけておしゃれをするのではなく、スケートするために汚れてもいい服を着ているだけ。そんな彼らが今でも好きで、「自分で着る洋服もその延長線上にある」とか。こうして、自分が感じる”カッコいい”を定義づけてからは、「世間的に流行ってなくても、自分の好きなモノを大切にしていました。そこで笑っていたような気がしますね」とのこと。
こうして、スケートボードや釣り、バイクなど、ずっと変わらない趣味を大切に貫く、今の”長瀬智也”が完成されたのです。その後も「空気感を大切にしたい」という、これまたオトコマエな独自の演技論などが語られているのですが、続きはぜひ本誌で。
ちなみに同じ号では、「エレガントなタイドアップBOY」に変身したKAT-TUN・中丸雄一が「プライベートでは遊んでないっす。外で飲んだら(写真週刊誌に)撮られるんじゃないかと怖くて」と語っていたり、同じくKAT-TUN上田竜也が、趣味のボクシングで鍛えた肉体美を披露しつつも「DVD見るときも誰かと一緒じゃなきゃイヤ。寂しくてしょうがないもん」なーんておちゃめな一面を見せたりもしています。アイドルの意外な素顔は、ジャニファンならずとも要チェック、かも?
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