「巨人優勝は、金の力?」 あの海外ドラマスターの仰天発言!
今回ツッコませていただくのは、2月7日放送分の『めちゃ2 イケてるッ!』(フジ)。
この日行われたのは、中嶋Pのノートに書かれたメモや走り書きを実現させるというコーナー、「中嶋デスノート」のスペシャル版。大人気海外ドラマ『HEROES』での「ヤッター!」というセリフが超有名な、マシ・オカ(ヒロ・ナカムラ役)がゲストとして出演した。マシ・オカ自身が、『めちゃイケ』の大ファンだったからとのこと。
「東京都渋谷区出身のマシ・オカです」
小走りでスタジオに現れ、開口一番軽いノリのマシ・オカ。加藤浩次が出演者をジャイアントスイングする「爆裂お父さん」が大好きだということで、加藤に回してもらうことに。回される前は、「林家ぺー状態で」と言いながらカメラでパシャパシャやったり、ノリノリ状態だったマシ・オカ。しかしブン回されたあとは、「回しすぎ」と一転ムッとした表情に。それまで「まさしく狂犬」「ジョージ・クルーニー」と加藤をもちあげていたのに、いきなり「二流だね」と切り捨てる。そして加藤が、「すみませんでした」と手をついて謝る。それに対して一呼吸おいて、「……よし」と許すという、けっこうお約束の『めちゃイケ』ノリに、マシ・オカがのっかっている。
その後も、鈴木紗理奈とのコントで金だらいをガンガン落とされ、紗理奈「すみませんでした」と土下座→マシ・オカ「よし」と許すくだりをもう一度。続いてナイツが登場し、インターネットの”ヤホー”で調べたマシ・オカネタに爆笑。ナイツの下ネタにも「ウラスジ、サイコー」と、ご満悦だったのだが、熱狂的な巨人ファンであるナイツの塙に向かって、マシ・オカは再び無表情でこう言った。
「(優勝は)お金ですか?」
……言っちゃった! これに塙が、「なんで優勝したかといいますと」と説明しようとすると、間髪入れずに、
「お金があったから」
さらに、
「聞いた話では、キャプテン(二岡)が、ミセス(山本モナ)を犯したと」
と、やりたい放題。このネタとしてはギリギリのところを笑いにしていくのは、『めちゃイケ』ではものすごく王道のやり方ではある。しかし、その「裸の王様」的な、みんなが思っててもなかなか表だって言えない部分を、「ハリウッドスター」というアンタッチャブルな看板を借りて言わせる巧妙さが、『めちゃイケ』スタッフの恐ろしいところだ。
ナイツと3度目の「土下座」→「よし」のくだりを交わしたあと、さらに熱湯落とし穴ドッキリまで律儀に付き合ってくれたマシ・オカ。9日の『世界まる見え』(日テレ)で、たけしが「ハリウッドでは、イスから落ちるぐらいのことでも『スタント』扱いになったりする」ということを言っていた。そうなると、金だらいや熱湯もけっこうな「スタント」扱いになって、本来なら同意とか細かい契約などがいろいろ必要になるのかもしれない。
ハリウッドスターのノリのよさと、『めちゃイケ』の力技の融合から生まれた、堂々たる巨人いじりでした。
(太田サトル)
第1話は含まれていないのでご注意を!
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