関ジャニ横山・村上・大倉 徹子が食いついたのは誰?
今回ツッコませていただくのは、関ジャニ∞が登場した、1月16日放送分『徹子の部屋』。
連続ドラマ 『必殺仕事人2009』に出演する大倉と、村上、横山の3人が出たのだが、これまで『うたばん』をlはじめ、「うるさいよ!!(笑)」と司会者たちに注意されるのが定番の彼らが、いつになく静かで、妙な空気が漂っていた。
徹子の一番近くに座り、徹子の質問への答え、他のメンバーの答えに対する補足・サポート・ツッコミなど、一手に引き受ける村上の活躍ぶりは、いつも通りの印象である。
だが、徹子から一番離れた席に座った横山は、しょっぱなから、いきなりキョロキョロ。まるでドッキリカメラがしかけられていないか探るかのように、落ち着きなくあたりを見回し、他のメンバーがしゃべっている間も終始、ソワソワ。
ファミレスで、仲間との会話もそっちのけで、メニューをもらうために店員さんを探してる客のような態度で、目はずっとどこかを泳ぎっぱなしだった。
しかも、CMの前後には毎回バッチリとカメラ目線。他のメンバーはクスクス笑ってくれていたものの、徹子のツッコミは一切なし。
途中からは貧乏ゆすりをしたり、なぜか足でリズムをとったりしていたが、それについても徹子はスルーで、「一生懸命ツッコミ待ちをする芸人さん」のようで、ちょっと悲しい……。
さらに、徹子のスゴイところは、そんな横山の話は「でもまぁまぁまぁ」と流しておきながら、大倉だけは質問攻めにすること。
「さっきから黙っている大倉さん」と強引に指名した挙句、なぜかグイグイ掘り下げてきた話題は、大倉の「アルバイトで新聞配達をしていた」というものだった。
これには「あらエライわねぇ」「あら、いい声ね」と関係ないことまで褒めちぎり。さらに、他のメンバーへの質問・回答を形式的にした後も、唐突に話題を大倉に戻し、
「で、新聞配達はやっぱり朝早いのよね?」
「朝5時頃に起きて……」
「まぁあ~! 朝5時!!」
新聞配達についてこんなにもたっぷり時間をかけて質問する番組は、他にないだろうなと思ってみていると、
「大倉、新聞配達してたのもオレ、知らなかったもん。全然しゃべんないから」と横山。
メンバーすらも知らなかった過去を根堀葉掘り聞いては、質問攻撃を続ける徹子は、ちょっと恋する乙女or合コンで気に入った男の子にのみ話しかけまくる女の子のようだった。
いくら明るく親切に村上がサービストークしてくれても、いくら横山がボケまくってくれても、徹子の目にうつるのは、「終始恥ずかしそうにうつむいてる男前」の大倉のよう。
やっぱり無口な男前って、モテるんですかね……。
(田幸和歌子)
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