「和田アキ子大変身!」完成したその姿は結局あの”おネエ”…?
今回は、1月13日放送の特番、『おネエMANS 時代を彩る大女優 世紀の”スッピンから”大変身スペシャル!!』にツッコませていただきます。
テーマはタイトル通り、スッピンからの大変身。浅野ゆう子、坂口良子、和田アキ子が、オネエMANたちの手によって、それぞれスッピンから”大変身”しちゃう。なかでもやはり気になるのが和田アキ子の変身。「和田アキ子が変身」とかいうと、なんだか今以上に全身マッチョに盛り上がって、なんなら毛むくじゃらになってといった方向の「変身」のほうがしっくりくる気もするが、そっちではない。
番組冒頭、「テレビで初披露」というスッピン+サングラス姿で現れたアッコ、番組おなじみ、IKKOさんによる”大改造”が始まった。どんなことになっちゃうんだろう。一応気になる。
というところで、あっけなく場面が切り替わってしまい、浅野ゆう子が登場。浅野をメインゲストにした別コーナーに。いま48歳だという浅野ゆう子、どうでもいいが「動いてる姿見たの、ずいぶん久しぶりだな」と思いながら見ていると、MCのTOKIO山口達也が、「最近おネエMANS、出すぎですよね」とイジる。……常連だったのか! それにしても、IKKOさんたちに「大好き! 大女優!!」とヨイショされる空気は居心地よさそうで、何度も出演したい気持ちもちょっと分かる気がする。
和田アキ子のことはおいといて、「アラフォー世代のあこがれ」(←今もか?)浅野ゆう子の大変身メイクが始まる。その間、「メガネが大好きで、300本所有」「それが高じて、代官山にメガネショップを開店した」「もともと大人っぽい顔立ちで、その後ナチュラルメイクの女王になったので、ピンク系の口紅は今回初めて」「20年間ずっと浅野ゆう子を撮り続けている、専属状態のカメラマンがいる」と、どうでもいい浅野ゆう子一口メモを知ってしまうことに。ちなみに変身後もそのカメラマンが撮影をしていた。
番組はその後も、有名女優の現在の写真と若いころの写真を比較したり、朝丘雪路とディスカウントストアで買い物ロケしたり、坂口良子の”大変身”あったりと進んでいくのだが、常に画面の左上に、<和田アキ子 大変身!>のテロップが表示されっぱなしである。アッコと比べてどっちが格上かというもんでもないとは思うが、買い物する雪路の上に<和田アキ子 大変身!>、坂口良子の笑顔にも<和田アキ子>。若手芸人はんにゃにも<和田アキ子>。どんだけアッコ待ちなんだ。そんなに見たいのか、オレ。やがて常時表示のテロップは<このあと和田アキ子大変身>に変わり、番組開始から1時間38分も経ち、ほぼ「終わりかけ」の時間帯にようやく和田アキ子登場。
お待ちかねの変身後のアッコだが、その映し出された姿を見てまず思ったのが、「でっかいIKKOさん!」だった。
肩をあらわにしたピンクのドレス姿で、アシンメトリーのショートヘアに大きめのイヤリングと、ゴージャス感あふれる和田アキ子は、確かに見栄えがする。しかし、どこかIKKOさんと同じ匂いは漂う。アッコがさりげなく腰に手を当てて、重心をずらして立っている姿もまた、「IKKO立ち」といった感じ。山口にも「動きがおかしいんじゃない?」とツッコまれてたが。
IKKOさんも確かにスッピンのときには普通のおっさんルックスなわけで、それがメイクによってあそこまで「キレイ」になる。そんなわけで、和田アキ子的な女性のオンナ度を上げるためのひとつの正解は、結局「IKKOさん」なんだということ。そのぐらい、ハマっていたとは思う。
ついでに、IKKOさんが「どんだけ~」に続いて流行らせようとしていたフレーズが何だったか、見ていた2時間まったく思い出せなかった。思い出しても何の得にもならなさそうだが。浸透しなかったし。
(太田サトル)
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