ビクトリア・ベッカムを抑えた、整形セレブ・ワースト１は？

2009/01/28 17:00

　ハリウッドと整形の歴史は古く、何度もゴシップ誌の恰好の餌食となっている。つい先日も、1月19日号の米の週刊誌「インタッチ・ウィークリー」は、アンジェリーナ・ジョリーやトム・クルーズ、ジェニファー・アニストンらが急に10才も若返った、と整形疑惑を報じた。そんな報道もどこ吹く風、スターのみなさまは”美”についても思い通りにいかないと気が済まないようで……。

　ハリウッドのスター達は歯、おでこ、あご、頬、目、胸、腹、尻、膝とまるで「家の改装をするように」体のあちらこちらをいじくりたくなるものらしい。ミシガン州在住の整形外科医ドクター・トニー・ヨウン氏のブログには、たくさんの整形疑惑のセレブの名前が並んでいる。

　アンジェリーナ・ジョリーは、昨年ゴシップ誌「スター」で、「タミー・タック」と呼ばれる腹部のたるんだ皮膚や余分な脂肪を除去する手術を行ったと報じられた。しかし、ドクターは「タミー・タックはしていないだろう。むしろ鼻の整形をしたのでは」と意見を述べている。

　またドクターはジェニファー・アニストンについて、「昨年、唇をふっくらさせる整形をしたようだ」と写真を見比べた結果の「所見」を述べている。2007年には同じくゴシップ誌の「ナショナル・インクワイアラー」が彼女の鼻の整形を伝えたが、一説によると彼女は鼻先がまだ大きいとボヤいているのだとか。

　整形セレブのウェブサイト「プラスチック・サージェリー・セレブズ」には「ノーズ・ジョッブ」、つまり鼻の整形を行ったセレブの名がズラリ。サルマ・ハエックから始まり、アシュリー・シンプソン、ブリトニー・スピアーズ、ハル・ベリー、そしてマリリン・モンローまで記されている。鼻の整形は人の印象をドラマチックに変えるそうで、サイト上の写真を見ると、マリリン・モンローなどは別人かと目を疑うほど。

　整形は成功すればいいが、当然失敗のリスクも。セレブのゴシップサイト「トップソーシャライト・ドットコム」には驚愕の整形ビフォー・アフター証拠写真が掲載され、整形セレブ・ワースト15まで発表されている。

　胸、顔、肌の脱色をした女性ラッパーのリル・キムや、整形した唇に不満だったが運良く元に戻ったというジェシカ・シンプソンなどが挙っている。また、胸のインプラントのおかげで巨乳に生まれ変わったトリ・スペリングやビクトリア・ベッカム、ジャネット・ジャクソンとランクが上がって行く。そして2位にはTVで見る度、ギョッとする風貌のジョスリン・ウィルデンシュタインが入っている。彼女は日本では無名だが、アメリカでは超セレブの社交界の名士。今までに400万ドルをかけているという整形VIP。

　そんなジョスリンを抑えた1位はやっぱり… あの人。そう、マイケル・ジャクソン。

　最初は美容整形はしていないと全否定していたのが、ついに2、3回したと告白した彼。どう見ても2、3回ではきかない。遂には鼻が崩れてしまっては、ワースト1にふさわしい整形キング。さすがマイケル、整形においてもスーパースターと言えるのかも。