「大物の逆鱗に!?」フジモンの占い結果をすでに予感していた原西
元日の深夜~早朝特番として定着した感のある、テレビ東京の『今年も生だよ! 新春7時間笑いっぱなし伝説』。
7時間の生放送中、吉本興行の芸人が大挙して出演するのだが、例年番組最大のクライマックスとなっているのが、最もツイてる芸人とツイてない芸人を占いで決め、ランキング方式で発表する、「仕事運No.1は誰だ! 2009年最も売れる吉本芸人伝説」のコーナー。吉本興行所属の東方五行占い運命鑑定士、小笠原まさやの占いによってランキングづけされるのだが、意外に「当たる」として、芸人たちもその結果に注目している。
計90人中、今年最も売れる芸人になったのが、「野生爆弾・川島」で、最下位が「山崎邦正」という結果に終わったわけなのだが、85位というかなり下位の順位になった「FUJIWARA・藤本」への解説が、パンチがきいていた。
小笠原が言うには、09年のフジモン、「日本を代表する大富豪の逆鱗に触れます」とのこと。このお言葉に、司会の東野幸治にも、「調子乗って何か言うたら逆鱗や!」と言われ、場内は大ウケになった。
ところでその2日後の1月3日の深夜放映された、フジの特番『新春! 豪華芸人大集合! ブサイク男爵は誰だ!?』を見ていたら、ここで見逃せない発言がみられた。
外見、内面が「ブサイク」な芸人を色々なエピソードなどを交えながらトークする番組なのだが、相方への不満をブチまけるコーナーで、FUJIWARAの原西が、相方フジモンの、こんなところを危惧していた。
「空気よめや! 大御所にそれ言うか!?」
いまや”ガヤ芸人”として、雛壇からヤジを飛ばして笑いをとるというスタイルが確立しつつある藤本。そのヤジ将軍っぷりがなかなか素晴らしいのだが、相方原西は、なんでもかんでもヤジを飛ばすフジモンに、けっこうハラハラさせられているようなのである。たとえば、堺正章に向かってこんなことを言ったという。
「ヨッ、テーブルクロス!」
原西が言うには、そういうキャラだと分かってもらえていたら笑いになるが、知らないと単なるKYな失礼なヤツになってしまうので、いつか何かやらかさないか心配でたまらないというのである。
あれ!? 占いと同じじゃないの、コレ。フジモンの不用意な言動で、大富豪の逆鱗に触れる。そんな状況を、原西はすでに危惧していたのである。しかも、このフジの番組は、間違いなく08年中に収録されたもの。タイミング的には、ここで心配していたら、少したった元旦の早朝の占いで、「逆鱗にふれます」と言われてしまった流れになる。そう考えると、占いのリアリティがグッと増してくる。
09年のバラエティは、フジモンがいつ大物を怒らせるのか、そこに注目しながら見るべし、ということか。あと、ついでに山崎邦正の底辺っぷりも。
(太田サトル)
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