ボリューム3倍! VISEE新作「ラッシュカールデザイニング」レビュー
安室奈美恵、浜崎あゆみ、倖田來未など、これまでに数々の大物スターがイメージモデルを務めてきた、コーセーのメイクアップブランドVISEE(ヴィセ)。そのVISEEから、1年ぶりに新しいマスカラ「ラッシュカールデザイニング(ロング)」が登場しました!
気になる試用Before⇒Afterは以下より。
実は今回気になるのが、税抜1,500円という低価格設定。VISEEマスカラの前作「ラッシュグラマーシェイプ」より500円も安くなっているんです。しかも内容量は、前作6gに対し今回7gと微妙に増量しているのに……。
「まさか中身の品質でコストダウンを図ったのでは?」といらぬ疑心が募ってきたので、コーセーの問い合わせ窓口に電話して聞いてみました。
「今回の価格政策につきましては、競合他社も意識してのことです。ブランドで言うと、ケイト(カネボウ)やラブーシュカ(カネボウ)、マジョリカマジョルカ(資生堂)などですね」
なるほど、確かにその3大DS(ドラッグストア)コスメブランドのマスカラは、税抜1,200円~1,500円が定価です。VISEEがこの時代にいよいよ低価格帯マーケットに乗り出したということですね。
何はともあれ、「価格低下=品質劣化」というわけではないことが分かったところで、さっそく実際に使ってみることに。
液はクリーミーでこってりまろやか。さらにボリューミーな繊維(従来のVISEEマスカラの3倍の太さ!)と、それに絡まるより繊細な繊維がまつげに密着していきます。液も繊維も、まつ毛に対して付着力がかなり高め。
オ~! まつ毛に束感が出て、バシっと強気な雰囲気に仕上がりました。黒々なボリューム感にちょっとした「ギャルまつ毛感」は否めませんが、液の粘度がちょうど良いのか「ダマ」や「まだら感」もあまり気になりません。
さらに、マスカラを塗布してから約7時間後にチェックしたところ、カールキープ力、ウォータープルーフ力、ともに合格! 難点をあえて挙げるとすれば、液がクリーミーなため乾きづらく、メイク中にまぶたにマスカラが付きやすかったことくらい。
前作の「ラッシュグラマーシェイプ」は、この新作とは対照的に、液はサラサラ、繊維は繊細という具合のものでした。前作の良かったところは、まつ毛が束になることなくキレイにセパレートし、エレガントな雰囲気に仕上がっていたところ。なので、目元に「エレガントな華やかさ」が欲しい方には前作「ラッシュグラマー~」の方がオススメです。とはいえ定価で500円の差は結構大きい! 今後は新作の「ラッシュカール~」派の方が増えるかもしれませんね。
(つくしの万葉)
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