ブラピとジェニファー、元夫婦の映画対決! 軍配はどちらに?
ブラッド・ピットの新作『ベンジャミン・バトン 数奇な人生/The Curious Case of Benjamin Button』(日本2月公開)が、アメリカとオーストラリアでクリスマス(12月25日)に封切られ、公開1週間の成績は2720万ドル(約24億6000万円)と好調だった。
共演は演技派のケイト・ブランシェットで、監督は『セブン』と『ファイト・クラブ』でコンビを組んだデビッド・フィンチャー。80歳で生まれ、どんどん容貌が若くなって、0歳で生涯を終えるという役柄で、特殊CGメイクですっかり老人の姿になったブラピはいやでも自分の将来を考えさせられたようだ。
この映画についてLAタイムズに語った彼のインタビューが、「OK」誌に引用されている。
それによると、「40歳になると、自分の歳をじっくり考えてみるものさ。愛もはかない。愛には喪失が付きまとい、愛が大きければ大きいほど喪失感も大きいんだ。今、アンジーと子供と暮らしていてそれをつくづく感じるね。この先どうなるにしても、今一緒にいるひと時は素晴らしいんだ」と何だか意味深。かつてのハリウッドのゴールデン・ボーイも、45歳にして人生のはかなさ、愛のはかなさを知ったのだろうか? もしかして中年の危機?
ところで、単なる偶然なのか、映画界の話題作りなのか、ブラピの新作と同じ公開日に、彼の前妻・ジェニファー・アニストンの映画『マーリー/世界一おバカな犬が教えてくれたこと/Marley & Me』が公開された。ラブラドール・レトリバーの子犬と新婚カップルの騒動を描いた作品だ。奇しくもボックス・オフィス対決となったかつての夫婦の映画興行成績は、批評家達がブラピに好意的だったにも関わらず、軍配はジェニファーに上がった。封切りから1週間で北米興行成績のトップに躍り出て、3700万ドル(約33億5000万円)を稼ぎ出している。
公開日1日のトータルでも、クリスマス時としては最高額だったというからすごい。封切りされた映画館でも、ジェニファーの方が多かった。2位はアダム・サンドラーの『ベッドタイム・ストーリー/Bedtime Stories』の2800万ドル(約25億4000万円)で、ブラピの映画は3位だった。
それでもさすがは大スターのブラピは、既に次回作を撮影中で、噂段階ではあるが2012年までの出演作が目白押し。一方のジェニファーは、来年の仕事はまだ決まっていないようだ。
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