「オレのカレーは世界一」吉田栄作の意外な話術
11月19日放送のNHK「スタジオパークからこんにちは」に、今回はツッコませていただきます。
ゲストは吉田栄作。現在、NHK連続テレビ小説「だんだん」で、主人公役のマナカナの父親で松江のシジミ漁師、忠役で出演中。
忠の背中には、2人の妻、離ればなれになった双子、ボクサーの夢の挫折、グレかけた息子などといった、”昼ドラ的設定”が重くのしかかっており、なかなか笑顔を見せてくれない。このドラマを見ていると、いつあのジェットコースタードラマ『もう誰も愛さない』ばりに、「うぉぉぉぉぉーっ!」と叫ぶんだろうと、つい思ってしまう。
「いつ笑ってくれるんだという質問がよくきますね」と、番組では笑顔を見せてくれたので、ちょっと安心。
同番組を見ていて印象深かったのが、栄作自身が「かつてのトレンディ俳優・吉田栄作」を客観視していること。トレードマークにもなっていた白いTシャツについては、一時期さすがに恥ずかしい時期もあったといいながら、「結局一番好きな格好なんですよ」とのことで、今も着ているらしい。そのTシャツ話から、
「今もインですか?」
と武内陶子アナにたずねられると、
「基本はアウトです、今の時代はさすがに」
と返す栄作。その後、「栄作ならインじゃないと」という視聴者のツッコミを代弁するかのようなトークが続く。どうでもいいが、この間、何回「イン」「アウト」という言葉を繰り返すんだ、陶子と栄作。
みんなが期待した、熱い男・吉田栄作の顔がついに出たのが、カレーの話になったとき。栄作自身もカレーに強いこだわりがあり、「オレが作るカレーは世界一」だという。スタパのディレクターもカレー自慢らしく、「オレのほうがうまい」「いや、オレだ」「じゃあ食わせろ」という言い合いになり、ディレクター特製のカレーが登場。一口食べると、
「うまいがね!」
と、島根弁でリアクションというサービスのあと、
「僕のやつの次にうまい」
負けず嫌い。そして、カレーの隠し味に味噌を入れるということで、はい、熱い一言。
「限界だなっていうぐらい突き詰めたんですけど、もう一段階伸びましたね」
達者な話芸を見せる栄作だが、視聴者からの「『意外だねえ』と言われることは?」という質問への回答は、
「しゃべってるだけで意外だねえと言われるんですよ」
確かに。
衝撃が走ったのは、「僕しじみ君」と書かれたシジミのキャラクターのイラストが披露された瞬間。シジミの貝殻に、眠そうなたれ目とベロを出したキャラで、かなり味がある。ぜひ「ぷっすま」で、草なぎ画伯と対決してもらいたい。
しかも、イラストには、「だよしさくえい」という、ユーモア感あふれるセンスのひらがなサインつき。その丸文字に、ちょっと「世代」がにじみ出る。
ところで気になったのが、番組の最後に、「お父ちゃん」とでっかい字で書かれたマナカナからのFAXが大映しにされ、そのまま番組が終わってしまったこと。そんな大事なものが届いているのに、なんで読まれずに終わってしまったの……?
届いたタイミングが遅すぎたのか。それで、「もう紹介するが時間ない。どうしよう? そうだ、映してしまえ!」という流れか。こういったものは、早めに送っておきましょう。
(太田サトル)
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