リーダー城島茂の「恩師の思い出」と「複雑な家庭事情」
現在、全国を巡る「TOKIO FILM LIVE」を開催中のTOKIO。上映されるフィルムは、長瀬智也がファン目線で編集したというもので、ふだん見ることのできないメンバーの素顔や裏側が垣間みれる、超プレミアなお宝映像満載。また、各会場にメンバーが数名駆けつけてトークを披露してくれるうえ、運が良ければその場で生演奏&生歌も聞かせてくれる……というサプライズな演出もあり、ファンにとってはたまらないステージとなっている。
そんな「TOKIO FILM LIVE」の大阪公演で、松岡昌宏とともに会場入りしたリーダー城島茂が、中学校時代の貴重な思い出話を語った。
実は、この数日前に行われた奈良公演に、城島の中学校時代の恩師がふらりと現れたという。
「警備員もいたはずなのに、いきなり楽屋に入って来たんだよね。なんて言って入って来たのか……」と首を傾げる松岡をよそに、久しぶりの再会に喜び合ったという先生と城島。実は、中学生のころからジャニーズ入りを熱望し、「高校なんか行かん!」と言い張る彼に、親身になって接してくれたのがこの先生だったという。
「ある日、友達と遊んで8時くらいに帰って来たら、その先生が家に上がり込んでビール飲んでるんですよ。で、『お~!城島!』とかいって迎えてくれて」
一瞬、家に男の人が上がり込んでいるのを見て「アレ? おとん?」と目をこすってしまったという城島。「小学生の時に別れたっきりやのに……そしたら先生やった」とその時の心理を説明。母子家庭に育ち、普段はあまり父親絡みの話をしない彼だが、この日は少人数のライブということで気が緩んだのか、ぽろっと口をついて出てしまったようだ。
結局、この先生の説得もあり城島は、明石家さんまと同じ奈良県立奈良商業高等学校に進学。いったんは就職も視野に入れたものの、アイドルになりたい!という夢は枯れることなく、卒業後に念願のジャニーズ事務所入りを果たした。
家庭の事情で、千葉、京都、鹿児島、大阪など各地を転々とした彼にとって、恩師と呼べる人は少ない。心から彼の行く末を案じてくれたこの先生に、城島はいまでも強い感謝の念を抱いているという。
11月17日で38歳の誕生日を迎えた城島。「40歳になったら記念になることをしたいね」という松岡の提案に会場からは「舞台!」という声があがり、それを受けて「リーダーの半生をリーダー自身が演じるひとり舞台もいいねえ」なーんてアイディアまで飛び出した。
幼少時代、母子ふたりで食べるものに困るほどの日々を過ごしていた時期もあり、「涙なしではいられない」と言われるリーダーの半生。『ホームレス中学生』に次ぐヒットとなる可能性もあるけれど、ファンとしては見てみたいような、見たくないような……。
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