久米宏はもう過去の人? 大物キャスターが敬遠されるワケ
伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク(♀)が、ギョーカイの内部情報を拾い上げ、磨きをかけた秘話&提言。
久米宏の新番組「久米宏のテレビってヤツは」(TBS系)が、初回視聴率5%台という惨敗でスタートを切った。
この数字に関し、テレビ関係者からは「やっぱり」との冷笑の声さえ上がっているという。
「久米さんは2005年にも鳴り物入りでスタートした『A』が低視聴率のためワンクールで打ち切りになった過去もあり、もう”終わった人”なんです。それなのに本人は相変わらず『オレだったらもっと面白い番組を作れる』『オレだったらもっと視聴率を取れる』とことあるごとに豪語していた。かつての『A』の低視聴率にしても、スタッフに責任転嫁したり、時間帯が悪かったからだと人のせいにばかりしていました。そのため関係者からは『偉そうにしやがって』と反発が多かったのです」(某テレビ関係者)
久米はニュースステーション時代から、自分の意に沿わないスタッフをすぐにやめさせることも多かった伝えられている。そのため現場では久米を毛嫌いするスタッフも多いようだ。
久米神話崩壊の駄目押しともなりかねない新番組のスタートだが、久米個人だけではないテレビ業界の大問題もこれに追い討ちをかけている。
「テレビ業界は不景気にあえいでいます。ゴールデンタイムでさえCMが埋まらず、番組内でスポンサー賞品の宣伝をタダでやるなど、ご機嫌取りに必死な状態。各局幹部の報酬もカットされ、制作費もどんどん削られている」(前出関係者)
そのため、大物キャスターや大物芸人のキャスティングを敬遠する方向にあるという。
「福留功男の『ブロードキャスター』打ちきりは典型的。また劇団ひとりの『学べる!! ニュースショー!』(テレ朝系)へのキャスター起用などもそのひとつでしょう。久米のギャラに比べれば3分の1以下で使えますし、若手への代替わりという意味もある。しかも『学べる~』の視聴率はかなりよかった。またフリーアナやレポーターの起用も控え、局アナだけで回すという傾向も強くなっています」(放送評論家)
100年に1度の破壊的な恐慌といわれる時代だけはある。
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