カルチャー
[女性誌速攻レビュー] 「CanCam」1月号

エビちゃん卒業! 西山茉希は新生CanCamを救えるか?

2008/11/25 21:30
「CanCam」1月号/小学館

 エビちゃん卒業後、初のCanCam。表紙にはなんと6人が登場! エビちゃんがいなくなった穴を総出で必死に埋めようとしている感じがヒシヒシと伝わってきますが、残念ながらまったく埋めきれていません……。そんな今号のラインナップは以下の通り。

◎ 新生☆CanCamモデルズこう変わります!
◎ おしゃれしたい日は「ミルキー配色」
◎ 新顔ざくざく!!「冬ミニ●ボトム」リターンズ


 10月号よりCC(キュート&クラシカル)エレガンスというスタイルを押しているCanCamですが、真冬コーディネートの紹介だっていうのに、膝上15センチスカートだし、シフォン素材で薄着だし……エレガンスって、体に優しくないんですね。

 さて、今回注目したいのはこちら。

■ 皆藤愛子さんが2週間コーディネートに挑戦!

 まずつっこみたいのが、この人選。なぜ? なぜ皆藤愛子? と編集部に問いたいです。オッサン狙いなのか、編集部にファンがいるのか分かりませんが、あまり女子需要はないものと思われます。ノースリーブワンピ姿での二の腕のぷにぷに感は、男性ファン必見ですが、テレビではそうそう気づくことがなかった足のたくましさも見てしまうことになりますので、注意が必要です。

 表紙は6人と言いつつも、西山茉希の連載が今までエビちゃんの連載があった位置に昇格した一方、同じく看板モデルと思われていた徳澤直子の連載が2ページから1ページに減少……。さらに、後半のタイアップページは西山茉希ほぼ一色! というあたりから、今後CanCamは西山茉希をトップに据えていくのだろうという意図がはっきりと見えた1月号でした。

 マキちゃん、くれぐれも失言には気をつけてネ☆

★本日の注目ファッション用語★ ミルキー配色
前回紹介した「ミルクティー配色」の進化版。さらに、ホワイトチョコやエスプレッソ、ソイラテやキャラメルマキアート、チャイラテなどのナゾの配色が続々登場。もう、区別がつきません。
(スライム坂口)

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最終更新:2008/11/25 21:34
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