イケメン占い師が、生放送で美人司会者にマジ告白!?
テレビで気になるあの人、あの一言に、とにかくツッコミを入れるという、罰当たりなこのコーナー。初回の今日ツッコませていただくのは、東京ローカル局「TOKYO MX」でお昼12時から放送されている情報番組『U・LA・LA』。
司会者シェリーは、錚々たる顔ぶれが揃う「お昼の顔」にあって、毎日1時間という長丁場を一人で仕切る手腕、安定感はかなりのものだ。だが、月曜日のレギュラー・「イケメン占い師」こと桜倉ケン(ブログに写真アリ)とのやりとりは、ちょっと別モノ。
「夫婦漫才」のような掛け合いが毎週繰り返されるのだが、ともすれば「気になるから、ついイジめてしまう」――小学生男子と女子の甘酸っぱいやりとりのようにも見えてしまい、観ているこっちがテレくさくて仕方がない。
9月29日放送の『U・LA・LA』の占いコーナーでは「ダイエットとどう向き合うか」がテーマ。にもかかわらず、桜倉ケンは冒頭から占いのことなどそっちのけだった。
「昨日も出ましたね~、シェリーさんの酒乱っぷりが。大きな声でかなり下のことを」(桜倉)
「生放送なので、内容はやめてくださいね」(シェリー)
これ、サークル内やオフィス内であれば、「あれ? この二人、デキてるの?」あるいは「桜倉くんって、シェリーちゃんを狙ってるの?」と勘繰られるようなやりとりである。
周りのスタッフの笑い声なども、「ああ、公認の仲なんだ~」とか、なぜかサークルにお邪魔した部外者のような気分を盛り上げてくれる。実際のところは、前日、番組の飲み会があったということなのだが、シェリーが「さ、早く占いにうつりましょう」と切っても、桜倉ケンの「ちょっかい」は止まらない。
「え~、僕、もっとこの話、したいんですけど」
さらに、視聴者置いてけぼりで、この誘い文句。
「ディズニーランド、僕をつれてってくださいよ~」
え!? いきなりデートの誘い!? とビックリすると、これも一応、シェリーがディズニーランドのチケットを人にもらい、「一緒に行く相手がいないだろう」というネタにされたという話で、彼女自身が視聴者に説明してくれた上で、「お前は絶対に連れていかねえ。そのくらいなら、ADさんとかにジャンケンであげる」と、きちんと「笑い」にしていたのだが……。
おそらく同じやりとりを女芸人などがやってくれたら安心して笑えるのだろうが、シェリーの場合、若くて美人というところが、仇になっているのだろうか。
こんなスイートなちょっかいが、毎週毎週繰り返される『U・LA・LA』。視聴者が勝手に「ああ、もう一押し!」とか「いまのはちょっとデリカシーなさすぎ!」とか、ドキドキハラハラして見守ってしまう二人のやりとりは、一見の価値アリです。
(田幸和歌子)
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