日本初出店! H&M銀座店には、トラップがいっぱい!?
9月13日、H&M日本初出店となる銀座店がオープンしました。
H&Mは、手頃な価格とトレンド感にあふれたデザインで人気の、スウェーデン発ブランド。世界30ヵ国に1,600以上の店舗を展開してしており、日本でいうと “オシャレなユニクロ”といったところ。海外ブランドでは、すでにおなじみのZARAあたりでしょうか。
開店初日は5,000人もの行列が出来たらしいのですが、そろそろ収まってきたかなーと思い、平日を狙って行って参りました。8月末に、同ブランドのパリ店へ行ってきたばかりだったので、向こうとの違いも含めてレポートしたいと思います!
銀座に着いて早々、目にしたのは、お店の入り口からズラリと伸びる長蛇の列! 平日の昼間だというのに……ヨミが甘かったようです。行列はお店の敷地内に収まらず、店の入り口から通り沿いに一直線に伸びていき、信号を渡って、次の角を曲がって、やっと最後尾……。警備員によると、「一時間弱待ちです」とのこと。平日といえど、油断は禁物です。
並んで30分程度で、無事入店。店内は予想通りの人・人・人……。なんとか身動きはとれるものの、マネキンの下に放置された子ども、置き去りのベビーカー、たまに床に落ちている商品など、思わず踏んづけてしまいそうなトラップが多数仕掛けられているので、注意が必要です。地下1階から3階まで4フロアで構成されているので、移動が大変なのが難点かも。
さて、品揃えですが、ユニクロなんかと比べると柄物が充実していて、同じ素材や色でも、丈違いやライン違いが豊富に揃っています。なので、無難に普段着として着こなせるユニクロに対し、「オシャレオーラ出てます★(赤文字雑誌風)」といった雰囲気。ただ、インナーやパンツなど、通勤に必須なベーシックアイテムはユニクロやZARAのほうが安いので、そっちで買ったほうがお得かも。思い切った柄物やピンクのコートなど、冒険アイテムを買うのにはH&M、という使い方がいいかなーと個人的には思いました。
ちなみに、パリ店にはグロスなどのコスメアイテムや、バッグなどの小物が多かったのですが、日本店は洋服メインのようです。色味もパリに比べて地味めで、向こうで売ってたカラフルなスキニーやチェックアイテムは置いておらず、11月入荷予定だそうです。チェック柄なんて、今まさに流行ってるから売れそうなのに! とりあえず、日本で売れそうな無難なアイテムを持ってきたって感じですかね? 値段は、パリで56.90ユーロ(9200円程度)だったコートがこちらでは9990円だったので、あまり変わりないみたいですね。
店員の4分の1くらいが外国人な上、日本初出店ということもあり、なんか”オシャレかも~”という雰囲気が漂っていたH&M銀座店。その空気に踊らされて、ついつい背伸びしたアイテムを買ってしまい、帰ってみたら「アレ?」ということにもなりかねません。ある意味、自分の買い物スキルが試される、そんなお店です。かくいう私も、絶対に着こなせないであろうハイウエストスカートを買ってしまい、ウエスト部分に乗っかった腹肉を見てため息をついている最中です……ああ、後悔。
(スライム坂口)
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