カルチャー
大作だけが映画じゃない!

今年も豊作”ミニシアター”のススメ

2008/09/16 00:00

<figure><a href=”/?attachment_id=59321″ rel=”attachment wp-att-59321″><img class=”mt-image-center” style=”margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;” src=”http://cyzowoman.jp/images/yaminokodomo.jpg” alt=”yaminokodomo.jpg” width=”400″ height=”267″ /></a></figure>
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 ようやく秋の気配を感じる今日この頃。映画業界では8月30日に『20世紀少年』『ハンコック』という洋邦の最後の大作が封切られ、市場はアート系、ラブストーリー映画などが多く出回る秋興行へと移行していく。  しかし、夏は大作ばかりというわけでもない。その陰で健闘するいわゆるミニシアター系の映画も数多く存在する。脂っこい料理ばかりでは胃もたれを 起こすように、派手なアクション映画ばかりを見ていると、たまには気分を変えたくなるもの。今回はこの夏に公開され、現在も上映中の優れたミニシアター系 の作品をいくつか紹介する。</p>
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 まずは、『顔』『KT』といった社会派映画を得意とする阪本順治監督が、『血と骨』などで知られる梁石日の同名小説を映画化した『闇の子供たち』。タイで 行われている臓器売買や児童買春を真正面から描いた骨太サスペンスドラマで、キャストは江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡、佐藤浩市とスターがズラリ。幼児 売春のシーンなど直接的な描写も臆することなく描いたり、対岸の火事と思われないよう、決して日本人も関係ない話ではないというメッセージも込められている。</p>

最終更新:2020/02/21 19:19
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