サイ女の朝ドラ通信

『ひよっこ』みね子の「元々お金持ちの人もいる」発言で騒然! 「『べっぴんさん』批判した?」

2017/05/19 14:52
0519_hiyokko_1
『ひよっこ』(NHK)公式サイトより

『ひよっこ』(NHK総合/月~土、午前8時) 茨城県北西部の村に生まれたヒロイン・谷田部みね子(有村架純)が主人公。みね子が集団就職での上京を経て、様々な経験を積みながら自分の殻を破っていく姿を描いた成長物語だ。

【サイ女の朝ドラ通信バックナンバー】
<36話~38話>『ひよっこ』有村架純と宮元信子の『あまちゃん』コンビ再び! 「春子と夏ばっぱだ」と感動の声
<33話~35話>『ひよっこ』みね子の蒸発した父が生きていた!? 脚本絶賛のウラで「暗い気持ちに」「つらい」
<30話~32話>『ひよっこ』みね子たちの“手紙”に視聴者ほっこり! 「なぜ低視聴率なのか理解不能」と悲鳴も

■5月17日(水)/39話~5月19日(金)/41話

 39話では、みね子の幼馴染で一緒の職場で働く時子(佐久間由衣)が、女優になる夢をかなえるため、ドラマのオーディションを受けに行くまでが描かれた。いつも気丈でハキハキしているように見えるが、いざという時に臆病者だと語った時子は、みね子にオーディション会場に着いてきてくれと頼む。

 時子がドラマの出演オーディションに挑む様子が描かれた40話。しかし、時子は緊張から“なまり”を連発し、オーディションに落ちてしまう。みね子たちが働く向島電機の乙女寮に戻ってきて「悔しい」と涙を流すが、乙女寮の舎監・愛子(和久井映見)は「よかったじゃない」と声をかける。愛子は、全然うまくいかなくて落ちたのなら、次に本領が発揮できるよう頑張ればいいだけだと励ますのだった。


 41話では、落ち込んだままの時子を励ますため、みね子がもう1人の幼馴染・三男(泉澤祐希)に声をかけ、3人で銀座をブラブラする通称「銀ブラ」を楽しむことに。「高くて何も買えなかった」「元々お金持ちの人もいるけど、今日見た人たちは頑張った人たち」と話すみね子の姿に、前作の朝ドラ『べっぴんさん』のヒロイン・すみれを思い出す視聴者が続出したようで、「みね子が『元々のお金持ち』って言った瞬間、お嬢様設定だったすみれが頭をよぎった」「すみれたちがどれだけ恵まれてたかわかる」との声が。中には「すみれを暗にディスってるのかと思った(笑)」という声も。

そんな銀座で楽しい時間を過ごした3人だったが、時子はふと、自身の夢について泣き言をもらす。そこで三男は「夢を諦めて俺の嫁さんになれ」と告げるものの、時子はこれに大反発。ならば頑張ってみろ、と時子に発破をかける三男に対して、視聴者からは「これまでの朝ドラで一番素晴らしい励ましのシーンだった」「面白いし笑えるし、でもなんて切ないんだ……!!」といった感動の声が巻き起こり、大反響を呼んでいた。

 視聴者の評価は高いものの、視聴率では苦戦中の『ひよっこ』。数字の面でも結果を残せるよう、奮闘してもらいたいものだが……。

最終更新:2017/05/19 14:52
べっぴんさんメモリアルブック (ステラMOOK)
三男が噛ませ犬のままで終わらないかだけが不安よ