サイゾーウーマンカルチャーインタビュー恋愛本ループにハマった彼氏なし女性 カルチャー 『まだモテてないだけ。』刊行記念インタビュー【前編】 恋愛本3~5万円投資、自己啓発&冷えとりに熱中!? “25歳まで彼氏なし”女性の葛藤と迷走 2015/01/11 19:00 インタビューまだモテてないだけ。カマンベール☆はる坊 『まだモテてないだけ。(恋愛オンチな私の結婚までの道のり)』(KADOKAWAメディアファクトリー) 「メイクもオシャレも頑張ってる。内面磨きも努力しているのに、どーして彼氏ができないの!?」そんな日本中の彼氏がいない女性の心の叫びを代弁したようなキャッチコピーが印象的なコミックエッセイ『まだモテてないだけ。(恋愛オンチな私の結婚までの道のり)』(KADOKAWAメディアファクトリー)。同書には、20代半ばまで彼氏ができなかったというカマンベール☆はる坊氏が、恋愛マニュアル本やスピリチュアル、自己啓発にハマりながらも、戦略を立てて彼氏をゲットし結婚に至るまでの一部始終が描かれている。今回は、「彼氏がほしい」という悩みから派生し、「冷えとりにまで手を出した」という当時の迷走ぶりと心境を、カマンベール☆はる坊氏に振り返っていただいた。 ――本作は、はる坊さんご自身の恋愛体験談をまとめられたそうですね。 カマンベール☆はる坊(以下、はる坊) ざっくり言うと、20代半ばまで彼氏ができず、ダメな人と付き合ったりもしたけれど、やっとまともな人に落ち着きましたという話です。私は昔からコミックエッセイを読むのが好きなんですけど、そのラインナップを見ると「私は彼氏がいなくて1人だけど、強く生きていきます」とか「今まで男に興味なかった人が、いきなり婚活をしていきなり彼氏ができる」といった極端な話しかなかった。私は、「普通の人が普通に頑張って幸せになる話が読みたい」と思って、このマンガを描くことにしました。私も自己啓発やスピリチュアルにハマったこともありましたが、ちゃんと行動していれば、普通に彼氏はできますよ、私もできたから大丈夫ですよ、というのを伝えたかったんです。 ――そもそも、彼氏ができないと思い悩むことになったきっかけはなんでしょうか。 はる坊 高校時代の友達の「自然に彼氏ができたよ」という言葉を真っすぐに信じて、何もアクションを起こさなかったんです。そしてそのまま時が過ぎ、20歳になっても彼氏ができない。私はかつてギャルで、周りからも「可愛い可愛い」と言われていたし、性格についても「素直だね」とか「いい子だね」と言われていました。まぁお世辞を見抜けなかっただけかもしれませんが(笑)、「顔も性格も悪くないはずなのに、どうして?」「モテなくていい、彼氏がほしい」と、20~25歳くらいの間、思い悩んでいましたね。 12次のページ Amazon 『まだモテてないだけ。(恋愛オンチな私の結婚までの道のり)』 関連記事 「正直、欲情したり?」処女のエロ漫画家の実態に、ヤリマン漫画家が迫る!"オモロイ女"になれ! 湯山玲子が恋愛とセックスの呪縛を解き放つ“若手俳優好き”という一点だけで結ばれた、奇跡的なバランスの友情を描く『2DK』「ガテン男に溺愛されたい」「フェラはNG」TL編集者が明かす“女がエロに求めるモノ”「今の時代、モテても恩恵はない!」峰なゆか×雨宮まみが"モテ"を分析