サイゾーウーマン芸能女性タレント最後の願い、幻のCM……上原美優が芸能界で果たし切れなかったこと 芸能 衝撃の訃報の裏では一体何が!? 最後の願い、幻のCM……上原美優が芸能界で果たし切れなかったこと 2011/05/21 11:45 芸能ウラ情報上原美優 『上原美優 グラビア格差社会~同情するなら買ってくれ!~』/リバプール 上原美優の死去から、はや一週間が経過した。その屈託のない人柄を惜しむ声や、あまり健全とは言えない男性遍歴、さらに自ら告白した自殺未遂の過去やリストカットの跡など、連日の報道で次々と詳細が明らかになっていった。 一体なぜ上原は自ら死を選んだのか。若干17歳で故郷・種子島から上京してきた上原だったが、意識の片隅ではこの終着点を予感していたかのような発言をしていたことが分かった。 「もともと精神的に不安定なところはあった上原ですが、やはり母親の死が決定打になってしまったようで『もうお母さんのところに行きたい』と漏らすこともよくありました。親しい友人は、上原本人から『もし私が死んでも葬儀は東京で。お世話になった人に来てほしいから』と聞いたそうです」(芸能記者) しかし、父親が高齢のため上京は難しいこと、遺族は密葬を希望したことなどからその願いはかなわず、遺体は種子島で荼毘に付されることになった。葬儀には、第一発見者となった交際相手も参列することはなかったという。 また死の直前には、タレントは引退して故郷に帰りたいと父親に話していたという。しかし、最近でも最盛期ほどではないにしても、連日テレビやラジオ、雑誌など活躍の場は残っていた。秋からはCMに出演することも決定していたそうだ。 「企業や所属事務所からも快諾をもらっていたので、書面こそ交わしてはいませんが決定していたと言って間違いはないです。ところが突然の悲報で……。契約金は2,000万円と、あのクラスのタレントではかなり安い方でしたが」(代理店関係者) 上原がこの出演について聞かされていたのか今となっては不明だが、少ないギャランティーに不満をこぼしながらも、実家への仕送りを欠かしていなかったという。 「所属事務所から上原に月々支払われていたギャラは、なんと20万円前後だったそうです。税金などが引かれて、手元に残るのは16~17万円程度。そこから10万円ほど実家に仕送りしていたようです」(前出代理店関係者) とはいえ、上原出身の種子島には国内最大規模のロケット発射場が設置されていることもあり、県内でも物価は相当安く、たとえば10万円もあれば老夫婦二人が生活するには十分な金額だという。しかし上原の夢だった「家を建てる」には程遠い金額だ……。 震災の影響で将来を不安に思う気持ちは国民全体に広がったが、上原が行き着いた道は袋小路だったのか。家族を思い、家族のためにタレント活動をまっとうした上原であったが、天国では自分自身をいたわる気持ちをもって安らかに過ごしてほしいものだ。 『上原美優 グラビア格差社会~同情するなら買ってくれ!~ [DVD] 』 ご冥福をお祈りいたします 【この記事を読んだ人はこんな記事も読んでます】 ・話すほどに徹子の餌食になった、上原美優とかつみ・さゆりの貧乏トーク ・「CanCam」7月号で語った、上原美優の”進行形”ビンボー話 ・事務所パワーは絶大! 音楽、CM、ドラマも結局は事務所次第? 最終更新:2013/04/03 19:38 次の記事 ストップ・ザ・口うるさいオバさんへの道! 女を老けさせる3つの言葉 >