サイゾーウーマンカルチャー女性誌レビュー男は「うつ伏せ後背位」が好き! 思い切りがいい「GINGER」の「SEX特集」 カルチャー [女性誌速攻レビュー]「GINGER」6月号 男は「うつ伏せ後背位」が好き! 思い切りがいい「GINGER」の「SEX特集」 2010/04/24 21:00 女性誌速攻レビューGINGER 「GINGER」10年6月号/幻冬舎 「GINGER」6月号の表紙は、カバー・クイーンでお馴染みの梨花。表紙のカメラマンも変わり、どんどん赤文字系のテイストに移行している印象を受けます。ちなみに今月は別冊付録『「女ひとり旅」おすすめ宿ガイド』が付いていますが、こちらは版元である幻冬舎の代表・見城徹氏が取締役を務める別会社が運営するウェブサイト「旅色」のタイアップのようです。カリスマ編集者の見城氏もいろいろやられてるんですね~。では、今月のトピックスはこちら。 <トピックス> ◎「売れてる春服」「流行る夏服」全リスト ◎神戸令嬢モードの秘密を探れ! ◎男の生声白書「SEXを語ろう」 ■「GINGER」の欠点はキャッチのダラダラ感にあり!? 毎号、仕事のできる女感を出しつつも、コンサバ感が出ないようエッヂの効いたアイテムや、スタイリングを中心に紹介する「GINGER」のファッションページ。毎日の通勤着に一工夫欲しいOLには、この上質な着崩し感の提案は助かります! ですが正直、誌面を眺めているとなぜか睡魔が……。原因は、 「旬の薫りと洗練を併せ持つ働く女性のためのリアルモード」 「春も指名率ナンバーワン! ”ホメられる”オフィス・ワードローブ」 といった長いキャッチの説明臭さ、そしてレイアウトのバリエーションの乏しさがあると感じます。個性的なセンスを促している雑誌なのだから、もう少し誌面作りで「VOGUE NIPPON」(コンデナスト・パブリケーションズ・ジャパン)的な”遊び”をプラスしてもいいと思うのですが……。雑誌を見ながら寝てしまわないためにも、メリハリ感求む! ■おっきな文字! 独自のファッション文化を持つ神戸令嬢特集 今月号で最も異質な空気を漂わせているのが、特集「”神戸令嬢モード”の秘密を探れ!」。前号でも違和感をぷんぷん匂わせていた小川淳子氏(ファッションブランド「Chesty」プロデューサー)をはじめ、神戸のファッションリーダーたちの座談会などを掲載。昔の君島十和子的テイスト溢れる「神戸令嬢ファッション」を紹介しています。 が、なぜかこのページだけ文字サイズがとても大きく、「GINGER」らしからぬ薔薇を散りばめたIQ低めなページデザイン。これってもしかして、ちょいダサファッションの神戸令嬢をバカにした特集? 「アナタ達には、このデッカいQ数(文字サイズ)がお似合いよ!」という「GINGER」編集者のダークサイドが見えて、「サイゾーウーマン」的に嫌いじゃありません♪ しかも、このページだけ誤植やデザインミスが多く、校正の手抜き感まで感じられてグッジョブです。 ■度を越えた本音具合が素敵なSEX特集 読み物特集『男の生声白書「SEXを語ろう」』では、男性たちがSEXに対する本音をさらけ出しているのですが、そのぶっちゃけ具合が清々しい! 例えば、 「仕事がデキる男はSEXへの意欲も旺盛だし、草食=生きる能力の低い男だと思う。女の子も、仕事ができて金がある男がいいなら浮気ぐらい許せ!」 といった、男女問わず敵を作りそうな攻撃的な発言のほか、 「性欲はあるしSEXも好きだけど、理想やプライドがあるから恋愛では積極的に行けない。ナンパできるほど器用じゃないし、できれば告白もSEXも女の子のほうから攻めてもらえると受け入れやすい」 という勝手過ぎるダメ男発言。また、「好きな体位」が「うつ伏せ後背位」という生々しいカミングアウトなど、もはや無法地帯。一読の価値ありです! ファッションページはともかく、全体的には読み応えのあった「GINGER」6月号。ちなみに今月のインタビューページでは、アーティストの倖田來未が自身の「羊水腐る」騒動を振り返り、「社会から見捨てられた気持ちで、あらゆることを考えました」と悲しげに語る場面も。そんなくうちゃんに「しいちゃんはサイゾーウーマンのトップページでもっと過激発言をしているから大丈夫ダヨ! しかも毎日!」とエールを贈りつつ、レビューを締めさせて頂きます。 (林タモツ) 「GINGER」 あとはジャニタレのヌードを載せれば売れますぜ! 【この記事を読んだ人はこんな記事も読んでます】 ・「彼の”袋”を感じろ!」「an・ an」セックス特集は、謎の職業”ヒーラー”が活躍 ・ちょっぴりイモっぽくて、でも夜は貪欲で積極的!「with」の世界 ・創刊1周年を目前に、「GINGER」がいわくつきモデルを投入! 最終更新:2010/04/24 21:00 次の記事 「誘われれば参加する」宴会大好き松本潤の酔いざまを鶴瓶が暴露! >